荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

サム・メンデス監督 「007 スペクター」 【1】

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

映画「007 スペクター」をDVD&ブルーレイで購入。

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 “死者の日”の祭りでにぎわうメキシコシティで、凶悪犯スキアラと大立ち回りを演じたジェームズ・ボンド。

後日、MI6の本部に呼び出され、Mから職務停止を言い渡されてしまう。

折しもロンドンでは、スパイ不要論を掲げるマックス・デンビが国家安全保障局の新トップとなり、MI6をMI5に吸収しようと画策していた。

表立って活動することができなくなったボンドだったが、マネーペニーやQの協力でローマへと飛び、そこでスキアラの未亡人ルチアと接触、強大な悪の組織の存在を突き止めるが…。


★★★★★★★★・・(8/10) 

やっと鑑賞しました。

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え~っと、何から書けばいいのか迷ったのですが、まずは【ネタバレ】のラストより

主役のダニエル・クレイグが今回限りで降板と噂されていますが

私はブラフだと思います。

確かに過去の作品のオマージュ満載で「カジノ~」以降のグレイグ=ボンドの集大成には見えますが、もう1作は作らないと「007」として辻褄が合わないでしょう。

何故かと言うと

今回のこのラストはありえないからです。

・ボンドの情報部引退

・ボンドが女性とハッピーエンド

この二つに加えて

・スペクター(ブロフェルド)弱っ!!

なのです。

一番はボンドの情報部引退ですが、これを許してしまうと「007」と言う作品自体が終わってしまいます。

今まで主演の交代は多々ありましたが、「007」自体は「サザエさん」の如く変らず続いてきました。

今回のグレイグ=ボンドでは、「007」の物語をイチからやり直すと言う手法で観客を驚かせましたが、ここで物語を終わらせると次が作れなくなるのは明白です。

次回、新ボンドはいったいドコから始めればいいのでしょう。

また最初から始まるとすれば、今回のM、Q、マニー・ペニーは一新されるのか、それとも同じ顔ぶれが何もなかったかのようにふるまうのか?

それも不自然に思えますし・・・演じる俳優陣もこれだけでは物足りないのでは?

加えて私の様な長年のファンは

ボンドのハッピーエンドは決して許しません。

ヴェスパーだろうがトレーシーだろうがテレサだろうが

ボンドと幸せになりそうな女性は物語上、殺されるべきなのです。

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そして、それを殺すのは

ブロフェルドでなければなりません。

007の宿敵はブロフェルドでなければいけませんし、ブロフェルドがそう簡単に捕まってはいけませんし、スペクターはもっとデッカい事件を起こすべきです(例えば核兵器の強奪とかね)。

なので、この問題(?)や個人的な不平不満を一気に解決する策としては

スペクターがブロフェルドを脱走させ、

ボンドの恋人(もしくは妻)が彼に殺され、

復讐の為007に復帰する

でしかないのです。

まぁ、わたしの勝手な妄想かもしれませんが、本作の不満点3つを考えるとこの結論に至りました。

原作であるイアン・フレミングの小説では

ブロフェルドが新婚旅行中のボンドの妻を殺害し(女王陛下の007)、腑抜けになったボンドは007を剥奪され外交官として日本に赴任、偶然にも日本に潜伏していたブロフェルドを見つけ出し、ボンドは彼を殺し妻の仇を討つ(007は二度死ぬ)

となっていますので、あながち突飛なお話しではないと思うのですが・・・・

ブロフェルドもあの傷で箔が付きましたし。

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※「007は二度死ぬ」のブロフェルド

どうでしょう?

◆「007 スペクター:SPECTRE」 2015年/イギリス・アメリカ 【148分】
監督:サム・メンデス 原案:ジョン・ローガン/ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド 脚本:ジョン・ローガン/ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド/ジェズ・バターワース 撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ 音楽:トーマス・ニューマン 主題歌:サム・スミス 出演:ダニエル・クレイグ/クリストフ・ヴァルツ/レア・セドゥ/ベン・ウィショー/ナオミ・ハリス/デイヴ・バウティスタ/アンドリュー・スコット/ロリー・キニア/イェスパー・クリステンセン/ステファニー・シグマン/モニカ・ベルッチ/レイフ・ファインズ/アレッサンドロ・クレモーナ/ジュディ・デンチ

※「wikipedia」で「ジェームズ・ボンド」を覗いて見ると主演俳優一覧の欄に
ダニエル・クレイグに関しては、「007 スペクター」は2015年現在の『最新』出演作で、『最終』出演作ではない。
との意味ありげな注釈が付いています。


※2015年10月記事
12月4日に日本公開される人気スパイ映画「007」シリーズ最新作「スぺクター」を最後にジェームズ・ボンド役から引退すると見られていた英俳優ダニエル・クレイグ(47)が、続投する可能性を示唆した。英デイリー・メール紙のインタビューで、「もう1本契約が残っている。いつ最後になるのかは自分では予想しないことにしている」と語ったもの。クレイグは以前のインタビューでボンド役を引退したいと発言していたことなどから、これが最後の作品と言われていた。数日前には次期ボンド役に英俳優ダミアン・ルイスが内定したと英メディアが伝えていたが、ここにきてクレイグがシリーズ25作目となる次回作にも出演する可能性が強まってきた。

・・・・やっぱり。


※2017年8月記事
The Sunは、ダニエル・クレイグがもう2作の007映画にジェームズ・ボンド役出演すると伝えています。
関係者の話では、クレイグが次回作でシリーズ第25作『Bond 25』とその次の『Bond 26』の2作出演契約に、間もなくサインしそうだのこと。
『Bond 25』の仮題は『Shatterhand』で、脚本は完成間近。クレイグにとって最終作となる『Bond 26』は、ボンドの妻が殺される筋書の『女王陛下の007』リメイクが検討されているそうです。
記事の信憑性は不明ですが、既に『Bond 25』の北米公開日は公式発表済みで、ダニエル・クレイグの去就についても、近々の発表が期待されます。


・・・・やっぱり。


※2017年8月記事
ダニエル・クレイグがついにジェームズ・ボンド役を続投することを明らかにしました。
ダニエル・クレイグは8月18日にアメリカ公開される『Logan Lucky』のプロモーションの為、8月15日にCBSで放送されたトーク番組『The Late Show with Stephen Colbert』にゲスト出演。司会のスティーヴン・コルベアは、7月に The New York Times がダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド役続投を報じたことに触れながら、改めてボンド役に続投するかを問うと、クレイグは「Yes」と返答しました。
007シリーズ次回作『Bond 25』の北米公開日は7月に公式発表済みですが、ボンド役をダニエル・クレイグが演じるのか不明な状態はその後も続いており、クレイグは続投をほのめかす発言もしていましたが、明言は避けていました。

8/16 追記:『Bond 25』はダニエル・クレイグにとって最終作となり、『Bond 26』には出演しないつもりのようです。

8/16 追記:ダニエル・クレイグがボンド役続投を決めたのは2、3ヶ月ほど前。その後、話し合いや調整を続けていたそうです。ずっとボンド役をやりたいと思っていたが、休息が欲しかったとも語っています。

8/16 追記:映画007シリーズ公式サイトは8月16日、『The Late Show with Stephen Colbert』でのクレイグの発言を紹介する形で、クレイグのボンド役続投を認めました。


・・・・やっぱり。


※2017年9月記事
ハリウッドのインサイダーから得た情報として同サイトが報じたあらすじは、『Bond 25』でジェームズ・ボンドがMI6を退職。そして前作『007/スペクター』のボンド・ガール、マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)と結婚しますが、妻は殺害され、ボンドは復讐の為に立ち上がる、とのことです。
『Bond 25』のボンド役にはダニエル・クレイグの続投が公式発表されましたが、クレイグ以外のキャストは現時点で未発表です。また、脚本はシリーズ常連のニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドが担当しています。


・・・・やっぱり。

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