荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

安生正著 「生存者ゼロ」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

安生正著「生存者ゼロ」(宝島社文庫/2014年発刊・2014年第2刷)を読む。

20160518-011

北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。

救助に向かった陸上自衛官三等陸佐の廻田と、感染症学者の富樫博士らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられた。

北海道本島でも同様の事件が起こり、彼らはある法則を見出すが…。

未曾有の危機に立ち向かう!壮大なスケールで「未知の恐怖」との闘いを描くパニック・スリラー。

2013年第11回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。


★★★★★・・・・・(5/10)

本屋でパラパラとページをめくったら北海道の地名が多く出てきていたのでそれだけで購入しました。

「このミス」大賞なので期待しなかったのが良かったのでしょうか。

なかなか面白かったです。

とは言え、この面白さはB級パニック映画の様な面白さ。

つまりは

現代への警鐘や社会批判などは無く、浅い人物設定に、視覚的な恐怖に、科学的根拠無しのご都合主義的解決策。

お約束の如く役人は全て馬鹿で、肉体と頭脳と紅一点が正義の味方。

出だしはパンデミックと思わせて途中よりムシキングに変わるのもご愛嬌。

「医者が虫に食われた死体と感染症の死体の区別もつかないのかい!」と突っ込むのは野暮でしょう。

深く考えずにテンポよく読みましょう、なんなら途中で飛ばし読みしても大丈夫な作りです。

結末が知りたくて一気に読みましたが、読んだ直後なのに話の半分はうろ覚えです。

読んでいる時だけ面白い作品。

それはそれで良いのでは?と思えるのは、私自身が最近ヒマだからに違いありません。

20160518-010

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