荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

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マーティン・リット監督 「寒い国から帰ったスパイ」

録画した映画「寒い国から帰ったスパイ」を観る。

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イギリス情報部のリーマスが密命を帯びて東ドイツに潜入した。

彼への指令は、東ドイツ諜報機関の実力者、ムントを失脚させることだった。

リーマスは、ムントに敵対するフィードラーに接触、ムントが二重スパイであると告発する。

任務は上手くいき、ムントは査問機関にかけられることになったが……。

★★★★★★★★・・(8/10)


最近、ジョン・ル・カレの小説にハマってから、ずっと観たいと思っていた作品です。

今、この手の古い作品はレンタル店にはほとんど置いていないので、BSなどのTV放送を待つしかないのですね(まぁ、どうしても観たい!って場合は色々と方法はくぁあるのでしょうが)。

これって何か、DVDやビデオがなかった時代に好きな映画のTV放送を心待ちにしていた頃に戻ったようで、新聞のTV欄をチェックするのがちょっと楽しいです。

20160712-011

本作は作家ジョン・ル・カレのスパイ・スリラー「寒い国から帰ってきたスパイ」の映画化です。

最近のアクションばかりのスパイ映画とは違い、スパイの世界をリアルで重厚なタッチで描いた、逆に言えば派手さのない、悪く言えば娯楽性の少ない作品です。

内容はほぼ小説に忠実で、映画のためにはしょられた部分はありますが、違和感なく物語は進むので、小説ファンにも納得できる作りでしょう。

ただ、主人公の所属する「英国情報部」より先に「CIA」の名前が出たり、後半舞台となる「東ドイツ」の国名より「ロシア」と言う台詞が多いので、初めて見る人には戸惑う部分があるかもしれません。

ただ、迷った分、観る側が「誰が敵で誰が味方か」と言うスパイ映画の醍醐味が楽しめ、最後のどんでん返しが生きてくるストーリーになてます。

個人的には、観る側に優しい、ともすれば不必要に説明的な台詞の多い、最近の親切で不親切な映画などよりはよほど好感が持てる・・・のは私だけでしょうか。

111分飽きる事無く鑑賞できました。

古い名作を褒めるのはなんだか年寄り臭く、権威的な感じがして好きでは無いのですが、今の時代は撮れないであろう、とても面白かった映画であるのは確かです。

20160712-012

※ちょっと★の付け過ぎか?と思いますが、最近ジョン・ル・カレの小説にハマっている私としては、観たという満足感も加味しちゃっております。

◆「寒い国から帰ったスパイ:THE SPY WHO CAME IN FROM THE COLD」 1965年/アメリカ 【111分】
監督:マーティン・リット 原作:ジョン・ル・カレ 脚本:ポール・デーン/ガイ・トロスパー 
撮影:オズワルド・モリス 音楽:ソル・カプラン 出演:リチャード・バートン/クレア・ブルーム/オスカー・ウェルナー/ペーター・ヤン・アイク/シリル・キューザック/ウォルター・ゴテル/トム・スターン

・1965年ゴールデン・グローブ賞助演男優賞受賞(オスカー・ウェルナー)
・1966年英国アカデミー賞国内作品賞、国内男優賞(リチャード・バートン)、撮影賞、美術商受賞


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