荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

矢作俊彦著 「傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

矢作俊彦著「傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを」(講談社文庫/2011年第1版)を読む。

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伝説のTVドラマ奇跡の続編!

1970年代、男心を鷲掴みにした伝説のヒーローが因縁の街 新宿に帰ってきた!!

「――そうだ! 修(おさむ)ちゃん、あの娘を連れ戻してもらえないかしら」

死なせてしまった弟分・亨(あきら)の幻影に惑わされつつ、50をとっくに超えた小暮修(こぐれおさむ)が、東京狭しと暴れ回る。

ドラマから三十年、伝説のヒーロー木暮修は、東京郊外で宿無し(ホームレス)生活を送っていた。

だが、殺された仲間の死の真相を追ううち、修は因縁の街新宿に舞い戻る。

いつの間にやら世界中のお尋ね者となった修は、死んだはずの弟分亨がネット世界に蘇っていることを知る――。

ファン待望、奇跡のエンターテインメント!


★★★★★★★・・・(7/10)

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“世代”ではありません。

ですが、再放送で何話かは観た事はあり、有名な最終回も観ています。

そのカリスマでスタイリッシュな伝説も聞いております。

しかし、それでも私がハマらなかったのは、やはり“世代じゃない”からだと思います。

(そのころ既に私の中に別のカリスマ「工藤俊作」が住み着いていたからとも言えます)

なので、正直「今さら傷天って・・・」とは思いましたが、著者が矢作俊彦なので興味を持ち、手探り状態で読み始めました。

結果

とても面白かったです。

ドラマの雰囲気を壊さずに主人公の30年後を描き、ドラマを知らなくても楽しめる(知っていたらもっと楽しめたであろう)エンタメ作品。

読んでいると昔のドラマが無性に観たくなってしまいます。

仮想空間やバーチャリアリティが闊歩する犯罪の中、それをまるっきり知らない時代遅れの主人公が活躍する姿は読んでいるオッさんには心地よいです。

自分が子供の頃のドラマの続編なのですが、気が付けば主人公の方が歳が近いのに気が付きました。

かなり視覚的に描かれた内容は映像化を目論んでの事でしょうが、肝心な岸田今日子さんが亡くなってはそれもまた夢。

いっそ、やまだないと、いや、大友克洋の画で漫画化してくれないかな・・・「気分はもう戦争」のノリで。

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→やまだないとの「傷だらけの天使」


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