荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

ハ・ウォンジュン監督 「野良犬たち」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「野良犬たち」を観る。

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ギャンブルにハマって借金取りに追われる崖っぷちの三流記者ユジュン。

不倫相手から別れを告げられると、納得できずに彼女の夫である先輩記者ヒョンテの命を狙おうとする始末。

さっそくヒョンテを追って彼の取材先へと向かったユジュン。

そこは山奥にある“犯罪の無い村”オスリ。

運悪く車が故障してしまい、しばらくこの村に滞在するハメに。

しかも村人は誰ひとりヒョンテの行方を知らないと言うのだったが…。


★★★★★・・・・・(5/10)

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“悪徳にまみれた三流記者が、閉ざされた村で目の当たりにした戦慄の犯罪に立ち向かうクライム・サスペンス”と“実在の事件を完全映画化”の謳い文句につられレンタルしました。

冒頭

1人の男が数人の男たちに暴行され、それを怯えながらカメラで盗撮している若い男の姿。

エスカレートした男たちはその男を殺し、その場から逃げようとした若い男は男たちに見つかり殴られる。

と、ここまではショッキングでありながらも先の展開を期待させる滑り出しなのですが・・・

この若い男が主人公かと思いきや、ここからまた別の若い男が登場し、借金取りに殴られ、金の為ゆすりをして、不倫関係の女に夫と別れてくれと哀願&暴行し、結局は車でどこかの田舎街にたどり着く。

どうやらこっちの若い男が主人公らしいのですがこの一連の流れが何とも解り辛く、何で主人公がこの小さな街に来たのか気が付くまでちょっと戸惑いました。

で、この村で事件が起こり物語は進むのですが

その後も万事に主人公の行動が解り辛くモタモタしていて、観ているコッチがじれったくなります。

それでも閉鎖的で陰湿な村の雰囲気と、むかっ腹が立つ村人の性的な会話と、実際にありそうな村の秘密など、韓国映画特有の匂いに惹かれ最後まで観続けたのですが・・・


う~ん、どうも最後までパッとしないお話です。

実際の事件って言うドキュメンタリー的な部分が物語の足を引っ張っているのかと思いましたが、全体的にそれほどリアル感は感じませんでしたし、物語も期待したほど大きな展開はなかったですし、後半の殺し合いはのろのろしたB級スプラッターのよう。

全てに物足りなく感じるのは、この手の作品の残虐さや暴力性、緊迫感と胸糞の悪さが、本作ではどれも中途半端なせいかもしれません・・・ショッキングなお話にいつの間にか慣れてしまっている私のせいでもあるでしょうが。

出だしに期待が高まっていた分、中盤は中弛み、後半はグダグダな印象を受けました。

聞けば主演の男は人気歌手だとか。

決してアイドル映画では無い作りですが、何となくそんな所も本作の中途半端な部分かもしれません。

20160626-012

◆「野良犬たち」 2014年/韓国 【99分】
監督:ハ・ウォンジュン 脚本:ハ・ウォンジュン 撮影:ユン・チョンホ 出演:キム・ジョンフン/チャ・ジホン/ミョン・グナム/イ・ジェボ/キム・ソンギ/キム・ジョンソク

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