荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

Category: ★日本映画 >   1971~1980年作品

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渡辺祐介監督 「必殺仕掛人」

録画した映画「必殺仕掛人」を観る。

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鍼医者・藤枝梅安は、仕掛人の元締・音羽屋半右衛門から前金二十五両と引換えに日本橋蝋燭問屋・辻屋文吉の後添いお照を殺した。

お照は、盗っ人稼業駿府の音蔵の娘で、音蔵が乾分の徳次郎に殺された後は、孫八と組んで悪事を重ねていた。

その上、老い先短い文吉をたぶらかして後妻に入り込み辻屋の身代を狙っていた。

文吉がお照の仕掛を依頼したのもそのためであった。

翌日、梅安は血の匂いを消すため、今では梅安の助っ人となっている徳次郎を連れて甲州へ旅立った。

二人の後を、梅安のお照殺しを目撃していた孫八が尾けていた。


★★★★★★★・・・(7/10)


緒形拳主演のTVシリーズが終了し、その人気を受けて同年に制作された映画版第1作。

「梅安」ファンの私ですが、本作を観るのは初めてです。

何故に主役2人(緒形拳→田宮二郎、林与一→高橋幸治)キャストを替えたのかは不明ですが、ストーリーがTVで使った原作の焼き直しなので、映画版としての差別化を狙ったのでしょう・・・・結局はファンの声で2作目からは元に戻りますが・・・※

ストーリー的には何度も観たお話ですが、こちらも映画版として他とはちょっと違った演出(梅安の相棒の死、捕まる梅安、戦う左内、立回る半右衛門、最後まではっきりとはさせない梅安の妹など)があるのが特徴です。

おまけに驚いたことに、田宮二郎がTVとは一味違ったクールな梅安や、高橋幸治が笑顔の多い左内がなかなか良い。

20160720-001

もともと緒形拳の梅安も緒形拳が作ったと言ってもいいキャラですので、主演によってその性格が変わるのは納得できるところです。

室田日出男の不細工な悪役も良かったですし、それに反して任侠の若頭・森次晃嗣の配役も良かった。

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これはこれでとても面白かった。

できればこの配役であと何作か観てみたかった気がします。

そう考えると・・・この後のTV版と同じ配役の映画2作はちょっと蛇足だったかな。

渡辺謙の梅安が一番好きな私ですが、まだ観ていない小林桂樹や萬屋錦之介の演じる「仕掛人・藤枝梅安」も観てみたい気にさせる1本でした。

◆「必殺仕掛人」 1973年/日本 【87分】
監督:渡辺祐介 原作:池波正太郎 脚本:渡辺祐介/安倍徹郎 撮影:小杉正雄 音楽:鏑木創  出演:田宮二郎/高橋幸治/山村聡/秋野大作/野際陽子/川地民夫/室田日出男/森次晃嗣/三津田健/浜田寅彦

※映画版第2作の林与一は小杉十五郎ですけど。

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