荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

宮崎吾朗監督 「コクリコ坂から」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

録画した映画「コクリコ坂から」を観る。

20160922-010 20160922-009

1963年、横浜。港の見える丘に建つ古い洋館“コクリコ荘”。

ここに暮らす16歳の少女、松崎海は、大学教授の母に代わってこの下宿屋を切り盛りするしっかり者。

あわただしい朝でも、船乗りの父に教わった信号旗(安全な航行を祈る)をあげることは欠かさない。

そんな海が通う高校では、歴史ある文化部部室の建物、通称“カルチェラタン”の取り壊しを巡って学生たちによる反対運動が起こっていた。

ひょんなことから彼らの騒動に巻き込まれた海は、反対メンバーの一人、風間俊と出会い、2人は次第に惹かれ合っていくのだが…。


★★★★★★・・・(6.5/10)

1963年の横浜を舞台に、学生運動に身を焦がす若者たちの姿と、出生の秘密に揺れる一組の男女の恋の行方をノスタルジックに綴る。

20160824-005

良いお話でしょうが、裏を返せば「だからどうした」ってお話でもあります。

特別な感動も泣き笑いもなく、拍手喝采するような大盛り上がりもありません。

ですが、それを一本の映画として完結させるのが、まさしくジブリの絵であり、動きでもあります。

20160824-010

ただの老人の回顧主義ではなく、美しい風景や建物にCGでは出来ない息吹を与え、リアルな動きによって観客を虚構の世界へと誘います。

その意味では近年のジブリ作品の中では面白かったです。

ただ、私的には、その部分が全体的にムラがあったように思われるのは、やはり宮崎駿作品を念頭に置いて観てしまうせいか、それとも偏見でしょうかね。

ゲロ・・・いやゲド戦記を白紙に戻して、今後の監督の活躍に期待いたします。

◆「コクリコ坂から」 2011年/日本・アニメ 【95分】
監督:宮崎吾朗 原作:高橋千鶴/佐山哲郎 脚本:宮崎駿/丹羽圭子 キャラクター・デザイン/近藤勝也 音楽:武部聡志 主題歌:手嶌葵 挿入歌:坂本九 出演:長澤まさみ/岡田准一/竹下景子/石田ゆり子/風吹ジュン/内藤剛志/風間俊介/大森南朋/香川照之

ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

バナー0720

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://arazatu.blog48.fc2.com/tb.php/4003-fccd0759