荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

押井守監督 「東京無国籍少女」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「東京無国籍少女}を観る。

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芸術系の女子高に通う藍。

かつて天才芸術家ともてはやされた彼女だったが、事故に遭ったのをきっかけに心に傷を負ってしまう。

それでも彼女を広告塔に利用したい学園上層部は特別扱いを続ける。

そんな藍に担任は辛く当たり、同級生たちはイジメや嫌がらせを繰り返す。

孤立を深める中、創作に没頭していく藍だったが…。

ハードボイルド・ヨコハマ・アクションムービーコンペティション2012で押井守審査員長賞を受賞した山岸謙太郎監督の同名短編アクションを原案に、押井守監督自ら長編化したバイオレンス・アクション。


★★★★・・・・・・(4/10)

映画祭で審査員特別賞を受賞した自主制作映画を押井監督がリメイクした映画と聞きます。

DVDのパッケージの煽り文句は「驚愕のラスト15分 この結末は予想できない」でした。

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監督のファンでな変えれば観てはいけない作品ですし、監督のファンでも賛否が分かれる作品だと思います。

私はダメでした。

出だしよりタラタラ進む日常。

学園で孤立する主人公。

先生たちのもったい付けた意味深な会話。

一向に進展しないストーリー。

リモコンのサーチボタンを押したくなる自分を抑えながら鑑賞。

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【ネタバレ注意】

所々で片鱗を見せる戦争の影が、この退屈な日常を破壊するポイントだと予想はしていましたが、いかにも自主製作映画らしい変化のない風景と世界観だけで推し進める退屈な展開は辛すぎます。

(女性陣が私の好みではない事もありますが)

耐えに耐えて、やっと「驚愕のラスト」

いきなり学園の乱入した外国人の武装兵と主人公の撃ちあい。

本作に全てはこの場面のために用意されたと言っても過言ではありません・・・唐突ですが。

主人公の迫力あるアクションシーンは、主演の女優さんがこのために配役されたのだと納得させられました。

スピーディーでマニアックな銃撃戦の描写は「監督はコレが撮りたかったのだろうな~」と思わせました。



主人公が一人だけ生き残ってオチがつきます。

夢オチです。

タイトルに「東京」が付いていますが別世界の話だろうな・・・・と想像していましたが、

その前のもったいぶった伏線の大半を無視したオチだとは

まさに「この結末は予想できない」でした。


これを監督がアニメで作ったのなら私も面白く観れたと思いますし、前半(大半?)の独特な世界観も楽しめたはずです。

再確認できたのは

私は監督のアニメ作品のファンであって、実写映画のファンではない

って事でした。

監督がこの作品のどこに惚れてリメイクしたのかは分かりませんが、アクション以外は自主製作映画の域を超えていない映画だと感じました。

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◆「東京無国籍少女」 2015年/日本 【85分】
監督:押井守 脚本:山邑圭 原案:山岸謙太郎 撮影:的場光生 出演:清野菜名/金子ノブアキ/りりィ/本田博太郎/田中日菜子/吉永アユリ/花影香音

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