荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

Category: ★テレビ番組

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ABC創立65周年記念スペシャルドラマ 「氷の轍」

録画したTVドラマ 「氷の轍」を観る。

20161117-002

出生に秘密を抱える北海道警釧路中央本部の新人刑事・大門真由。

自分を産んだ母の顔も名前も知らずに育ち、唯一の肉親である父親の史郎は病に倒れ、余命いくばくもない。

抗うことのできない運命を前に真由は、心に重石を抱えたまま他者に理解を求めない生き方を選び、父と同じ刑事の道へ進んだ。

殺人事件を扱う捜査一課の刑事としてまだ駆け出しの真由は、教育係を兼ねる先輩刑事の片桐周平とコンビを組む。

片桐は新人のころに史郎から薫陶を受けた刑事の一人で、真由の生い立ちの秘密も承知していた。

2人は釧路の雪原から冷凍状態で発見された身元不明の男の捜査を担当することになる。


★★★★★★・・・・(6/10)


刊行された本作にはたしか北海道警釧路方面本部シリーズと書いてあった気がするので、てっきり「凍原」の続編=同じ主人公だと思い込んで鑑賞したのですが・・・全然違うお話ですね、ちょっと残念。

出だしより、道産子なら誰でも分かる、あのシバれた雪の風景が広がり、テレビながらも震えが来ました(笑)。

20161117-001

物語は殺人事件をきっかけに

戦後から現代にかけて繋がる悲しい姉妹の過去と

地方都市独特の閉塞感の中で成長する女刑事の成長を描いています。

原作は未読ですが、「凍原」等の著者の作品を読むと、戦後を引きずった昭和と言う時代が、現在の生活のわずか数十年前だった事を思い出させてくれます。

また、私自身が釧路と言う街で過ごした貧しい子供時代の風景が懐かしさとともに切なく蘇ります。

ストーリーとは別の意味でものめり込んでしまいました。

20161117-003

刑事モノとしては展開がまどろっこしく、推理モノとしてはトリックは薄く、動機がすべてのストーリーで、演技派揃いの俳優陣にまんまと泣かされた感のあるドラマでしたが、

その背景であり動機でもある“時代”を強く意識させられた作品でした。

何より

主人公より犯人たちの方が年が近いのに気が付き、自分が年を取ったとしみじみ感じました(溜息)。

今の若い子はこれを観て何を感じるのでしょうね。

◆「氷の轍」 2016年/TVM 
監督:瀧本智行 原作:桜木紫乃 脚本:青木研次 撮影:芦澤明子 音楽:稲本響
出演:柴咲コウ/沢村一樹/島田久作/品川徹/根岸季衣/上田耕一/緑魔子/岸部一徳/塩見三省/余貴美子/宮本信子

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