荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

Category: ★日本映画 >   2011年以後の作品

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瀧本智行監督 「グラスホッパー」

レンタルDVDで映画「グラスホッパー」を観る。

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ハロウィンの夜。渋谷のスクランブル交差点に一台の暴走車が突っ込み、次々と人をはねとばす。

犠牲者の中には心優しい中学教師・鈴木の婚約者も含まれていた。

悲しみに暮れる鈴木は、何者かから“本当の犯人は別にいる”とのメッセージを受け取り、その指示に従ってフロイラインという会社に潜入、裏社会に君臨する会長の寺原と二代目の寺原Jr.をマークする。

そんな矢先、彼の目の前で、寺原Jr.が“押し屋”と呼ばれる殺し屋に殺されてしまう。

復讐の相手を横取りされた上、組織から犯人の“押し屋”を追いかけるよう命じられる鈴木だったが…。


★★★★★★・・・・(6/10) 


原作は7年前に読んでいます。

ともすればバイオレンスな復讐劇を著者らしくサラリとかわしスピーディーな展開でラストには爽快感さえ残すお話・・・だったと記憶します。

映像化したら面白いだろうなと思っていたので、期待して鑑賞しました。

ただ、ちょっと難しいかな・・・とも思っていたのは

著者自ら語る「現実から1cmだけ浮いた物語」は小説では独自の世界観を構築していながら、いざ実写で映像化になるとどうしてもリアル感の薄い嘘になってしまう傾向があるのです。

「ゴールデン・・・」「陽気なギャ・・・」 いえいえ、そこが一番心配だったのですが・・・・・

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どうやら心配するところはソコでは無かったようです。

確かに酒を飲みながらの鑑賞ですが、原作を読んでいても分からない部分があるのです。

伊坂作品の醍醐味である最後の謎解きが解けないこのもどかしさ。

ちゃんと描かなければいけない部分が胆略かされ、余計な部分が丁重に描かれている気がする、この残尿感。

私の嫌いなテレビ演出の映画のようで・・・小説の細部までは覚えていませんが、こんな後味・・・と言うか居心地の悪いお話しだったでしょうか?

小説と映画はそのアプローチが違うので別物ではあるのですが、ほぼ同じに見えながらも肝心な部分が別物って言うのが観ている側が一番疑問に感じてしまうコトだと思います。

出演いている役者陣は好演で、特に菜々緒などは私のイメージ通りでしたし、山田涼介も頑張っていました。

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だとすれば・・・この原因は監督か脚本か?

エンタメ性とテンポの良さと俳優に★ひとつプラスです。

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◆「グラスホッパー」 2015年/日本 【119分】
監督:瀧本智行 脚本:青島武 原作:伊坂幸太郎 撮影:坂本善尚 主題歌:YUKI 出演:生田斗真/浅野忠信/山田涼介/波瑠/麻生久美子/菜々緒/吉岡秀隆/村上淳/宇崎竜童/石橋蓮司/佐津川愛美/山崎ハコ

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