荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

三浦大輔監督 「愛の渦」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「愛の渦」を観る。

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閑静な住宅街にある豪華マンションの一室。

そこは、男2万円、女千円、カップル5千円で参加できる秘密クラブ主催の乱交パーティ会場。

集まってきたのは暗い顔のニートや真面目そうなサラリーマン、地味なメガネの女子大生など、ごく普通のセックスがしたくてたまらない男女8人。

全員バスタオル1枚の姿で、いかにも気まずい空気が漂う。

それでも所詮彼らの目的は一つだけ。

ぎこちない会話を重ねながら徐々に相手を見つけていく一同だったが…。


★★★★★★★・・・(7/10)

他のDVDの予告編でその存在は知っていましたし、個性的な俳優陣やその設定には魅力を感じていました。

ですが半面、その設定に年甲斐もなく気恥ずかしさを覚え、レンタルには至りませんでした・・・エログロのスプラッターは全然平気なのに不思議です。

先週、行きつけのレンタルショップでいつも貸し出し中だったのに、珍しく置いてあったのでチャンスとばかりに思い切って鑑賞しました。

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ま~、元気にヤリまくってましたわ(笑)。

ただ、物語は性行為そのものではなく(当たり前ですが)、集まった男女の人間模様を少ない会話と繊細な演技で赤裸々に描き出す人間ドラマですので、それほどイヤらしさは感じませんでした。

それどころか、最初から次に何が起こるのか分からない展開や、リアルながらも滑稽な人間の本音、次第に身も心も裸となって欲望とエゴむき出しの本性を露わにして行く様などに最初から最後まで目が離せませんでした・・・もちろんスケベ心もありましたが。

正直、タイトルの「愛の渦」の意味は分かりませんでしたが、主人公が彼女に惚れるのは男の当然で、そんな彼女にフラれるのは女の必然だと一人納得していました。

出演者がほぼ全編で裸だとか、門脇麦のヘアヌードだとかが話題になっていたらしいですが、それを抜きにしても楽しめる映画だと思います。

聞けば、2006年に第50回岸田國士戯曲賞を受賞した戯曲だとか。

これをどうやって舞台で表現したのか・・・・ちょっと興味がわきます。

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ただ、会話の声が小さいので音量を上げると、いきなりデカい喘ぎ声に変わる場面もありますので、これから観る人はご注意を。

◆「愛の渦」 2014年/日本【123分】
監督:三浦大輔 原作:三浦大輔 脚本:三浦大輔 撮影:早坂伸 音楽:海田庄吾 出演:池松壮亮/門脇麦/新井浩文/滝藤賢一/三津谷葉子/中村映里子/駒木根隆介/赤澤セリ/柄本時生/信江勇/窪塚洋介/田中哲司

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