荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

ロバート・B・パーカー著 「メランコリー・ベイビー」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

ロバート・B・パーカー著 奥村章子訳 「メランコリー・ベイビー:Melancholy Baby」(ハヤカワミステリ文庫/2005年刊)を読む。

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◆Robert Brown Parker 「Melancholy Baby」 (2004/USA)

「本当の親を探してほしい」。

大学生サラからの依頼を引き受けた私立探偵サニー・ランドルは、彼女の両親がかたくなにDNA鑑定をこばみ、「過去のことはすべて忘れた」と不可解な言葉をはくのを聞いた。

たちまち調査が行き詰まる中、サラが男二人に暴行される事件が起きてしまう。

男たちは調査を止めろと言ったらしいのだが…リアルなヒロイン、サニーが家族の絆と愛を見つめなおす。

せつなく胸に響くハードボイルド。

★★★★★★・・・・(6/10) 

老・・・いえ、遠視が進んだせいか最近すっかり本を読まなくなっている私。

リハビリのために選んだのが著者でした。

読みやすくて、1章1章が短いのが理由です。

本当は「束縛」を読んでからの予定でしたが、古本屋で見当たらなくて・・・。

いや~、いつものごとく、すぐに読み終えました。

面白かったです。

謳い文句の“せつなく胸に響く”はありませんでしたが、事件を通して立ち直っていく主人公と依頼人の姿がなかなか見せてくれます・・・ただ、オッさんとしてはどうしても2人の父親の方に気持ちが行ってしまいますが。

結局ストーリーは単純で真犯人も中盤で分かってしまう作りなのですが、お馴染みのパーカー節で読者を最後まで飽きさせません。

おまけに今回は、ファンサービスのコラボ企画か著者の「スペンサーシリーズ」の登場人物が何人か登場。

スペンサーでは高慢ちきな屁理屈女と(個人的には)思っていたスーザンも、こうやってはたから見れば優秀な精神科医なんですね(笑)。

今後はスペンサーの登場なんて・・・・あ、そうか、もう新作は出てこないんだ・・・。

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【ゲスなネタバレ】

クスリやってヤリまくっている女子大生が、「自分の両親は本当の両親じゃないから探して!」ってサニーに依頼して、昔ヤリまくっていた父親は「おまえは俺の娘だ」と言い張っていたのに実は違って、サニーは元夫が再婚したのを悲しんでるくせに調査中に行きずりの男とヤッて、見つかった本当の母親も昔ヤリまくっていたので本当の父親は分からないってお話です。

これを聞かされる精神科医も大変ですね・・・・。

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