荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

Category: ★日本映画 >   2011年以後の作品

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劇団ひとり監督 「青天の霹靂」

録画した映画「青天の霹靂」を観る。

20170402-111 20170402-112

金もなく、恋人もいない売れないマジシャンの晴夫。

母親には生まれてすぐに捨てられ、父親ともいまや絶縁状態で、自らの惨めな人生を恨む日々。

そんなある日、行方も分からなかった父の訃報が飛び込んでくる。

父は荒川の河川敷でホームレスになっていたらしい。

やりきれない気持ちに苛まれた晴夫だったが、そんな彼を突然の雷が直撃する。

次の瞬間、意識を取り戻した彼は、なんと40年前の浅草にタイムスリップしていた。

途方に暮れ街を彷徨う晴夫は、やがて演芸ホールでマジックを披露する若き日の父とその助手を務める母と出会う。

そして、ひょんなことから父とコンビを組むことになり、思いがけず人気者となっていく晴夫だったが…。


★★★★★・・・・・(5/10)


人気お笑い芸人の劇団ひとりが自身の同名小説を基に記念すべき監督デビューを飾ったハートフル・ファンタジー人情コメディ。

40年前の浅草にタイムスリップした売れないマジシャンが、若き日の両親と出会い、やがて自らの出生の秘密と向き合う姿を笑いと涙で綴る。


20170402-114

タレントの劇団ひとり氏の小説2作目で、監督デビュー作だそうです。

タイムスリップによって父と子が邂逅し、家族の過去を辿る作品は浅田次郎氏の「地下鉄(メトロ)に乗って」や重松清氏の「流星ワゴン」などを彷彿させますが、本作が前者2作とまるで違うのは、主人公がダメ人間で、父親がもっとダメ人間だってトコロでしょうか?

そのため、2人が知り合って芸人として売れて行く過程は親子の物語と言うよりも、売れないコンビのサクセスストーリーのように見えてしまうのが、感動モノとしてはマイナスでしょう。

どうも出演者の演技もリアルと言うより大げさでコメディ色が強くて・・・まぁ、ハートフルコメディですので・・・メリハリが無かったように感じます。

全体的には面白く観れたのですが、セットも含めすべて表面的で造りモノっぽく、最後までのめり込む事ができませんでした。

歳食って涙もろくなっている分、この手のテーマにはすぐ涙するこのごろなんですけどね。

最近の邦画がなんか創りものぽく見えてしまうのも、もしかしたら歳食ったせいなのかもしれません。

20170402-113

※ことわざの由来は知っていましたが、まさかそのまま映像にするとは・・・(苦笑)。

◆「青天の霹靂」 2014年/日本 【96分】
監督:劇団ひとり 原作:劇団ひとり 脚本:劇団ひとり/橋部敦子 撮影:山田康介 出演:大泉洋/柴咲コウ/劇団ひとり/笹野高史/風間杜夫/柄本佑/宮内順子

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