荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

イ・ジュヒョン監督 「レッド・ファミリー」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「レッド・ファミリー」を観る。

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郊外の住宅地に暮らす仲睦まじい4人家族。

ところが、その正体は妻役のベクを班長とする北朝鮮のスパイ・グループだった。

彼らは表では理想の家族を演じつつ、裏では祖国の指示に従い、偵察や脱北者の暗殺という任務を忠実に遂行していた。

そんなベクたちの隣には、ケンカの絶えない韓国のダメ家族が住んでいた。

彼らを腐敗した資本主義の象徴とバカにするベクたちだったが、図らずもそんな彼らとの交流が深まっていく。

するとベクたちの心にも、祖国に残るそれぞれの本当の家族への想いが募っていくのだったが…。


★★★★★・・・・・(5/10) 

以前、予告編を観て面白そうだったので予備知識なしでレンタルしました。

それが間違い・・・と言うか予想外だったのが、

脚本・製作がキム・ギドク監督だったのと、

私がてっきりコメディ作品だと思い込んでいた事。

ちょっとブラックでハートフルな笑って泣ける映画だと思っていたのに、出だしより拉致・暗殺と怖くて笑えない場面。

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それでも中盤までは予告編で想像した通りに物語は進みますが、工作員1人1人の悲惨な背景にこれまた素直に笑えません。

なんせコッチはてっきりコメディ作品と信じ込んでいたもので、ラストが近くなるにつれ、ハッピーエンドに終わる要素を作中に探すのですが、どう転んでもそれは無理だと気付き・・・そこまでやっと観方を変えるコトが出来ました。

その落差が激しかった事もあり、ラストは涙。

とは言え、この映画で泣いてしまうのは私的には悔しいです。

作品のテーマや性質上、コメディとして撮るしか方法は無かったのかな?とは思いますが、シリアスとコメディのバランスがとても悪く、私のように勘違いしていない観客も戸惑う内容だと思います。

取って付けたようなエピローグも物語の救いとしては中途半端で、これからの彼女の行く先が不安でしかありません。

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全体的には面白かった物語なので、機会があったらもう一度最初から観直してみたい思います。

今度は最初からキム・ギドク作品と覚悟してしながら。

◆「レッド・ファミリー:RED FAMILY」 2013年/韓国 【100分】
監督:イ・ジュヒョン 製作総指揮:キム・ギドク 脚本:キム・ギドク 撮影:イ・チュニ 編集:キム・ギドク 出演:キム・ユミ/チョン・ウ/ソン・ビョンホ/パク・ソヨン/パク・ビョンウン /カン・ウンジン/オ・ジェム/パク・ミョンシン/キム・ジェロク

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