荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

イーライ・ロス監督 「グリーン・インフェルノ」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「グリーン・インフェルノ」を観る。

T0020331p.jpg 20151101_99a750.jpg

女子大生のジャスティンは、環境活動家グループのイケメン・カリスマ・リーダー、アレハンドロに好意を抱き、彼らが南米ペルーで行う抗議活動に参加することに。

その内容は、未開のジャングルに暮らす先住民、ヤハ族を守るため、開発が進む工事現場に乗り込み、違法な森林伐採の様子を生中継で世界中に発信するというものだった。

計画はみごとに成功し、大きな成果とともに帰途に就いた一行だったが、ほどなくしてセスナ機が墜落し、彼らはアマゾンの真っ只中に放り出されてしまう。

かろうじて一命を取り留めたジャスティンたちだったが、生存者は全員、身体を真っ赤に染めたヤハ族に捕らえられ、彼らの集落へと運ばれる。

そこでジャスティンたちを待っていたのは、世にもおぞましい人喰いの儀式だった。


★★★★★★・・・・(6/10) 

1983年に日本公開された「食人族」は観たことがありません。

しかし、当時のインパクトの強いCMや恐ろしいタイトルやキャッチフレーズは印象的で、観ていないのに子ども心にトラウマとして記憶に残っています。

本作はそれをモチーフとした映画で、内容的には違いますが、タイトルの「グリーン・インフェルノ」は「食人族」に出てきたジャングル地帯の名前から取ったそうです。

昔なら「そんな気持ちの悪い映画、だれが観るか!!」と思いましたが、今は興味津々で観れるのは、スレた大人になったと言うよりは、変な映画を観過ぎてどこかおかしくなったからでしょう。

期待して鑑賞しました。

guri-nninn005.jpg

プロローグは上々で

主人公の“意識高い系のブルジョア学生”が慈善活動グループに感化されその気になっていく様は、今のご時世としては説得力があり納得のできる展開で、彼らが未開のジャングルに入っていく姿に「みんな喰われてしまえ!」と思いながらワクワクして観てました。

そして飛行機事故で食人族との遭遇。

「やっちまえ~」

と思ったのですが、ここからの展開がちと遅い。

また、この手のスプラッターを見慣れている諸兄にはどうも作り物っぽい死体&肉片にちょっと拍子抜け。

おまけにグロとは付き物の(私が勝手に思っているだけですが)エロも少ない。

guri-nninn004.jpg

何か私・・・変な期待をしていたでしょうか?

言ってみれば

期待したよりも真面目な映画

だったのです。

「植民地主義」や「環境保護団体の偽善」、「女子割礼」の問題など、結構ちゃんとした社会問題のアンチテーゼを含んだ作り。

逃げた主人公が保護される展開や、その後の彼女の決断と行動もちゃんとしてる。

最後のオチはホラー映画によくある展開ですが、全体的にはただの下品でグロテスクな監督の悪趣味映画ではなかったのです。

う~ん、これは残念と言っていいのかな?

なんせコチラとしては「食人族」を超えるトラウマ映画を覚悟していたもので。

そう言う意味では期待外れですが、1本の映画作品としては面白かったかな。

このラストですので「2」が作られるのでしょう。

その時は変な期待をせずに今度はちゃんと観たいと思います。

paire-tuobusyokujinn01.jpg
※この画像は間違いです。

◆「グリーン・インフェルノ:THE GREEN INFERNO」 2013年/アメリカ・チリ 【101分】
監督:イーライ・ロス 脚本:イーライ・ロス/ギジェルモ・アモエド/ニコラス・ロペス 撮影:アントニオ・クエルチャ 音楽:マヌエル・リベイロ 出演:ロレンツァ・イッツォ/アリエル・レビ/ダリル・サバラ/カービー・ブリス・ブラントン/マグダ・アパノヴィッチ/イグナシア・アラマンド/アーロン・バーンズ/ニコラス・マルティネス/スカイ・フェレイラ

ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

バナー0720

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://arazatu.blog48.fc2.com/tb.php/4227-81e13d88