荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

チャド・スタエルスキ監督 「ジョン・ウィック」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

録画した映画「ジョン・ウィック」を見る。

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愛する妻ヘレンと静かに暮らしていたジョン・ウィック。

その妻が病で亡くなり、悲しみに暮れる彼の心を癒してくれたのは亡き妻から贈られた一匹の小犬デイジーだった。

そんなある日、ロシア人の若者がジョンの愛車69年式マスタングを気に入り、売ってほしいとしつこく迫ってくる。

マフィアのボスを父に持つこの男ヨセフは、ジョンに断られるや夜中に彼の自宅を襲撃し、マスタングを奪い去っていく。

その際デイジーまでをも殺され、すべてを奪われたジョンの怒りが爆発、たった一人で犯人への復讐に立ち上がる。

彼こそは、かつて裏社会で恐れられた伝説の殺し屋だったのだ。

一方、息子があのジョン・ウィックを怒らせたと知ったボスは、あわてて事態の収拾に乗り出すが…。


★★★★★★★・・・(7/10)

単純なストーリーに荒唐無稽な設定、その分これでもかと言うほどのアクションシーン。

突っ込みどころは満載で、ストーリー上に必要な部分さえあっさりとスルーをし、厚みも深みもない物語になっています。

ですが、何でしょう。嫌いではなく・・・むしろ好きな映画ですね。

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昔のブロンソンのアクション・ノワールを髣髴させるのと、アクションだけに特化したその潔さが理由でしょうか。

格闘技を取り入れた至近距離での銃撃戦(最近、TVで観た日本のドラマ「コードネームミラージュ」のアクションシーンがお気に入りだったのですが、どうやら本作を手本にしていたのですね)、容赦なく相手を殺す情に流されない復讐劇は今の時代には目新しく写り、出てくる車(マスタング)はカッコよく、悪党は悪党らしいその単純さが観ていて心地良い映画でした。

随所に散りばめられたアクションシーンに始終圧倒された101分でしたね。

ただ、最初から最後まで気になった所が一つ。

この主人公って

腕は立つのでしょうが、あまりにも不用心。

そもそも強盗に入られなければこんなことにならなかったし、ホテルで狙撃され助かったのも彼が友人だから。

「あんたの不用心さで犬も友人も死んだんじゃないのか!」と言いたくなりました。

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日本には世界を股に駆ける超A級の殺し屋がいますので、次回は彼を参考に物語を作ったらどうでしょう。

“伝説の殺し屋”たる所以を鉛筆のエピソード(裸殺?)だけではなくもっと聞きたかったです。

◆「ジョン・ウィック:JOHN WICK」 2014年/アメリカ・カナダ・中国 【101分】
監督:チャド・スタエルスキ 脚本:デレク・コルスタッド 撮影:ジョナサン・セラ 音楽:タイラー・ベイツ/ジョエル・J・リチャード 出演:キアヌ・リーヴス/ミカエル・ニクヴィスト/アルフィー・アレン/エイドリアンヌ・パリッキ/ブリジット・モイナハン/ディーン・ウィンタース/イアン・マクシェーン/ジョン・レグイザモ/ウィレム・デフォー

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