荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

和泉聖治監督 「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」を観る。

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いくつもの難事件を解決してきた脳科学者・御手洗潔。

その活躍は親友で作家の石岡が執筆する推理小説の元ネタとなっていた。

ある日、石岡に新作を書いてほしい女性編集者・小川みゆきが、難事件のファイルを手に御手洗のもとへとやって来る。

御手洗が興味を示したのは、この半年間に6体もの死体が海岸で発見されたという“死体島”事件。

早速みゆきと共に問題の島、瀬戸内海の興居島へと向かった御手洗。

彼は複雑な海流を分析し、いずれの死体も広島県福山市の同じ場所から流れ着いたことを突き止める。

そして現地へ飛んだ御手洗たちは、その福山でさらに2つの不可解な事件と相次いで遭遇することに。

一見何の関連もない3つの事件は、やがて御手洗の超人的な推理によって、ひとつの大きな事件へとその姿を変えていくのだったが…。


★★★★★★・・・・(6/10) 

著者の出身地である福山市制100周年を記念して地元福山を舞台に映画化の為に書き下ろした作品と聞きます。

小説は読んでいませんが、不可解極まりないいくつもの謎を提示し、歴史を絡めた大風呂敷を広げ、大掛かりなトンデモトリックでそれを一掃する・・・と言う、著者らしい作品です。

時には、

「えっ!嘘だ~」

と思ってしまうようなドデカいスケールのトリックは、今日まで映像化は(私的には)無理だと思っていましたが・・・今回、やっちゃいましたね。

まぁ、他の作品に比べれば、本作の「星籠」なんてのは可愛いモノですが、それでも映像化されると嬉しい反面さらに

「えっ!めちゃくちゃ嘘っぽいし、CGちゃっちい!」

と思ってしまいました。

ただ、これは事件自体のトリックではなく、ある意味オマケみたいなモノなので、深くは考えなくていいかもしれませんが。

やっぱり、著者の作品は映像化しない方がいい・・・と再認識しました。

ただ、出だしよりの「死体が流れ着く島」「外国人女性の変死体」「幼児誘拐殺人事件」と、首長竜の目撃談や歴史の謎が絡んでくる辺りはミステリとしては十分に面白いのですけど。

気になったのは

たぶん映画として端折った部分が所々にあり、そこが事件の凄惨さや動機の深さ等々をちょっとボケさせているのかな・・・とも感じました・・・なにぶん、著者の小説ってブ厚いのが多いもんで、あくまでたぶんですが。

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小説ファンとしては玉木宏の御手洗潔はカッコ良くていいと思います。

ただ、今回は出てこなかったですけど以前のテレビでの石岡君はちょっとどうかと。

◆「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」 2016年/日本 【107分】
監督:和泉聖治 原作:島田荘司 脚本:中西健二/長谷川康夫 音楽:岩代太郎 出演:玉木宏/広瀬アリス/石田ひかり/要潤/谷村美月/寺脇康文(友情出演)/片桐竜次/小倉久寛/吉田栄作

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