荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

鶴橋康夫監督 「後妻業の女」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「後妻業の女」を観る。

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結婚相談所主催の婚活パーティで老人たちを虜にし、狙い通りに中瀬耕造と結婚した武内小夜子。

2年後、耕造は脳梗塞で入院するとほどなく他界。

葬儀の席で小夜子が耕造の2人の娘、朋美と尚子に突きつけたのは、全財産を小夜子に遺すと記された“遺言公正証書”だった。

とうてい納得いかない朋美は同級生の弁護士に小夜子のことを調べてもらう。

すると、小夜子が裕福な老人の後妻に入っては全財産を巻き上げるということを生業とする“後妻業の女”と判明。

しかもそれを背後で操っていたのが結婚相談所の所長、柏木亨だったのだ。

朋美は裏社会の探偵・本多芳則とともに2人を追及していく。

そんな中、次なるターゲットとなる不動産王・舟山喜春に近づいていく武内小夜子だったが…。


★★★★★★・・・・(6/10) 


物語としては面白かったのですが、ちょっと観方に戸惑ってしまった作品です。

実際の事件をモデルにしているとは思いますが

このような事が行われている事実を恐ろしいと感じればいいのか?

それとも、ただ社会風刺として笑って観ていれば良いコメディなのか?

そこのふり幅の見極めが出来ず、何となくどっちつかずの中途半端な印象です。

犯行は行き当たりばったりだし、犯人たちはそれほど頭良くは見えないし、そのくせ殺人は犯している。



大竹しのぶと豊川悦司による抜群の存在感に引っ張られ最後まで鑑賞しましたが、全体的には山場や緊張感に欠けた、途中のどの時点で終わっても完結するお話・・・・そんな感じです。

もしかしたら「実際に起こった事件」を言う先入観を捨て、まるっきりの喜劇として観るのが正しいのかもしれません。

だとしたら・・・犯人たちはもっと倫理観無くドタバタして欲しかったな。

ラストのスーツケースの件だけが、コメディっぽく浮いていた気がしました。

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出演者では大竹しのぶも豊川悦司も尾野真千子も長谷川京子も水川あさみもミムラも津川雅彦も永瀬正敏も

それぞれキッチリ良い芝居をしていました。

また、余貴美子の役に期待しましたがそれほど出番は無く、代わりに風間俊介思った以上にがいい味出していました。

なので・・・・

ちょっともったいない映画ですね。

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※笑福亭鶴瓶は・・・・笑福亭鶴瓶にしか見えませんでした。

◆「後妻業の女」 2016年/日本 【128分】
監督:鶴橋康夫 原作:黒川博行 脚本:鶴橋康夫 撮影:柳島克己 音楽:羽岡佳 出演:大竹しのぶ/豊川悦司/尾野真千子/長谷川京子/水川あさみ/風間俊介/余貴美子/ミムラ/松尾諭/樋井明日香/梶原善/六平直政/森本レオ/伊武雅刀/泉谷しげる/柄本明/笑福亭鶴瓶/津川雅彦/永瀬正敏

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