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荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

河合莞爾著 「デッドマン」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

河合莞爾著「デッドマン」(角川文庫/2014年8がty初版)を読む。

syousetu20180401 (2)

頭のない死体、胴体のない死体…身体の一部が持ち去られた6つの死体が都内で次々と発見される連続猟奇殺人事件が発生。

鏑木鉄生率いる個性派揃いの特別捜査班4人が捜査に当たる中、一通の奇妙なメールが届く。

差出人は「デッドマン」。

彼は6つの死体のパーツを繋ぎ合わされて蘇った死人であると言い、自分たちを殺した犯人を暴くために協力したいというのだが…。

第32回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作。


★★★★★★・・・・(6/10)

「これって、『占星術殺人事件』じゃん!」

と、初めは思いましたが、トリックは違いましたね。

おまけに作中で使われる「アゾート殺人」は「占星術殺人事件」を読んでないと分からない単語。

「『占星術殺人事件』に真っ向勝負」という綾辻行人氏の推薦文でもわかる通り、著者は島田荘司氏のファンと思われます。

確かに冒頭で大風呂敷を広げ、それを理論的に解決して行く辺りは、島田氏の作風に似ている気がしますが、本作は今一歩話が広がず竜頭蛇尾に終わった感があるのが残念。

ただ、その分、登場する刑事たちにスポットを当て、昨今の権力闘争の警察小説とは一味違う刑事ドラマを見せてくれているのは面白いです。

著者の作品を読むのは初めてですが、本作がデビュー作とか。

だったらタイトル負けもしょうがない。

とは思いますが、本作を読む限りでは多の作品も読んでみたいとは思えませんでした。

いずれ機会があれば・・・たとえばドラマや映画化などがあれば、また読むかも。

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