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荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

李相日監督 「怒り」

Posted by Tommy荒野 on   2 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「怒り」を観る。

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八王子で残忍な夫婦殺人事件が起こるが、犯人の行方は杳として知れず、整形して日本のどこかで一般の市民に紛れて逃亡生活を送っていると見られていた。

事件から1年後、千葉・東京・沖縄に素性の知れない3人の青年が現われる。

歌舞伎町の風俗店で働いているところを発見され、千葉の漁港で働く父・洋平に連れ戻された愛子。

漁港にふらりと現われ働き始めた青年・田代と恋に落ちるが…。

東京の大手通信会社に勤めるゲイの優馬は、クラブで出会った直人を気に入り家に連れ帰るが…。

母に連れられ、東京から沖縄の離島に引っ越してきた高校生の泉は、無人島に1人で住みついている謎めいたバックパッカー田中に心惹かれていくが…。

そんな中、TVでは1年前の事件に関して逃亡中の犯人の情報を求める公開捜査番組が放送されていたのだが…。


★★★★★★★・・・(7/10) 

いや~素直に面白かったです。

141分と言う時間が長くは感じませんでした。

同時進行する3つのエピソードもそれぞれ危うい魅力を含み、「誰が犯人のか?」と言う結末まで飽きる事無く引っ張って行ってくれます。

これって・・・観る側によって「誰が主人公なのか」が変わるお話でしょうね。

出演者たちの迫力のある演技も素晴らしく、こちらも誰が主演なのか甲乙つけ難い。

手配書のモンタージュ写真は3人の顔の合成でしょうか?笑ってしまうほど、それぞれに似てますね。

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※綾野剛をベースに森山未來の目と松山ケンイチの口ですかね

ただ

本作の「怒り」と言うタイトルが私にはピンとこなかったかな。

社会から阻害され寄り添う人たちが体験する怒りや悲しみ、人が人を信じる難しさを描いた物語。

本作をそんな風に感じた私には、この犯人の行動や動機がいまいち不明瞭で・・・詰まるところ、ただのキ●ガイにしか思えませんでした。
ikari032.jpg

重くて決して気持ちのいい映画ではありませんし、不快に思う人もいるかもしれませんが

観て損はない邦画だと思います。

◆「怒り」 2016年/日本 【141分】
監督:李相日 原作:吉田修一 脚本:李相日 撮影:笠松則通 音楽:坂本龍一 出演:渡辺謙/森山未來/松山ケンイチ/綾野剛/広瀬すず/宮崎あおい/妻夫木聡/池脇千鶴/高畑充希/原日出子/佐久本宝/ピエール瀧/三浦貴大
※2016年日本アカデミー賞助演男優賞(妻夫木聡)、新人俳優賞(佐久本宝)受賞

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Comment

辛口高清水 says... ""
広瀬すずちゃんが…(号泣)
2018.05.29 20:57 | URL | #- [edit]
Tommy荒野 says... "Re: タイトルなし"
> 広瀬すずちゃんが…(号泣)

そうだね・・・・そうだね・・・・(号泣)

2018.06.01 19:32 | URL | #- [edit]

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