荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
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夢枕獏著 「キマイラ9 玄象変」
夢枕獏著「キマイラ9 玄象変」(2010年8月20日第1刷)を読む。

久鬼玄造、修羅の旅はまだ終わらない。
己の内に「獣」を秘めた青年、久鬼麗一と大鳳吼。
二人の出生の秘密を知る久鬼玄造は、若いころ、西域探検隊が持ち込んだ「キマイラの腕」を預かり、修羅の旅を始めていたのだった。
その数奇ないきさつを語り終えた玄造は、いまや幻獣と化した麗一の出没する南アルプスの山中へ向かう。
だが、その地では、あの異能の格闘家、龍王院弘もまた、呻吟しているのだった。
待望の書き下ろし新作、登場。
★★★★★★・・・・(6/10)


久鬼玄造、修羅の旅はまだ終わらない。
己の内に「獣」を秘めた青年、久鬼麗一と大鳳吼。
二人の出生の秘密を知る久鬼玄造は、若いころ、西域探検隊が持ち込んだ「キマイラの腕」を預かり、修羅の旅を始めていたのだった。
その数奇ないきさつを語り終えた玄造は、いまや幻獣と化した麗一の出没する南アルプスの山中へ向かう。
だが、その地では、あの異能の格闘家、龍王院弘もまた、呻吟しているのだった。
待望の書き下ろし新作、登場。
★★★★★★・・・・(6/10)
ノベルズでは9巻ですが私にとっては(気持ち)文庫本の17巻です。
前回、ソノラマ文庫の16巻を読みブログに 「出るの遅ぇよ!」 と文句を書いたのが2006年。
12年ぶりですが、実は16巻は2003年に発刊していますし、本書も2010年に発刊していますので、実質読者が待たされたのは7年ですかね。
おまけに今ではノベルズで12巻まで発刊されている(らしい)ので・・・やっと物語の完結に向けて著者も出版社も動き出してきたようだな・・・と思い、本作を購入しました。
私が本書に出会ったのはソノラマ文庫の第1巻が新刊だったので、かれこれ35年ほどのお付き合い。
大鳳や久鬼とほぼ同世代だったのに、今では真壁雲斎の方が歳は近いのかな?
久々に読む前にストーリーのお浚いをしようと最初に載っている登場人物の紹介を読み始めましたが・・・まぁ、名前はどうにかですが細かい所は全然覚えていない。
「こりゃ、読んでも読まなくても同じだ」
と思い、そのまま本編を読み始めました。
すると、
前作の最後は覚えていなくても、読み始めるとスンナリとその世界に入っていけましたね。
ですが、今回も半分は昔話。
過去の話とその時読んだ日記=過去よりまだ過去の話 が入り混じった、ちょっと分かり辛い展開。
その後、やっと物語も現代に戻ったかと思ったら次巻につづくです。
さて、続きはどうしましょう。
本作を購入したのは古本屋で108円になっていたから。
これ以降はまだ半額以上のお値段なので・・・・
まぁ、ここまで待ったのだから、別に急がなくともいいとは思いますが、聞けば押井監督でアニメ化だとか。
また、ブーム到来の予感がしますので、その前には読んでおきたい気もしますが・・・・
■本編(文庫本) 朝日ソノラマよりソノラマ文庫として刊行。表紙、挿絵は天野喜孝。




幻獣少年キマイラ(1982年7月発行)/朧変 (1982年12月発行)/餓狼変 (1983年1月発行)/魔王変 (1984年7月発行)




菩薩変 (1984年10月発行)/如来変 (1985年10月発行)/涅槃変 (1986年9月発行)/鳳凰変 (1987年7月発行)




狂仏変 (1988年12月発行)/独覚変 (1989年12月発行)/胎蔵変 (1991年3月発行)/金剛変 (1992年3月発行)




梵天変 (1994年3月発行)/縁生変 (1998年3月発行)/群狼変 (2000年2月発行)/昇月変 (2002年3月発行)
■朝日ソノラマより加筆修正を施したハードカバー版。2000年に再刊行。表紙、挿絵は天野喜孝。



※幻獣少年・朧変 (2000年11月発行)/餓狼変・魔王変 (2001年1月発行)/菩薩変・如来変 (2001年3月発行)



※涅槃変・鳳凰変 (2001年5月発行)/狂仏変・独覚変 (2001年7月発行)/胎蔵変・金剛変 (2001年9月発行)


※キマイラ VII 梵天変・縁生変 (2001年11月発行)/キマイラ VIII 群狼変・昇月変 (2002年9月発行)
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前回、ソノラマ文庫の16巻を読みブログに 「出るの遅ぇよ!」 と文句を書いたのが2006年。
12年ぶりですが、実は16巻は2003年に発刊していますし、本書も2010年に発刊していますので、実質読者が待たされたのは7年ですかね。
おまけに今ではノベルズで12巻まで発刊されている(らしい)ので・・・やっと物語の完結に向けて著者も出版社も動き出してきたようだな・・・と思い、本作を購入しました。
私が本書に出会ったのはソノラマ文庫の第1巻が新刊だったので、かれこれ35年ほどのお付き合い。
大鳳や久鬼とほぼ同世代だったのに、今では真壁雲斎の方が歳は近いのかな?
久々に読む前にストーリーのお浚いをしようと最初に載っている登場人物の紹介を読み始めましたが・・・まぁ、名前はどうにかですが細かい所は全然覚えていない。
「こりゃ、読んでも読まなくても同じだ」
と思い、そのまま本編を読み始めました。
すると、
前作の最後は覚えていなくても、読み始めるとスンナリとその世界に入っていけましたね。
ですが、今回も半分は昔話。
過去の話とその時読んだ日記=過去よりまだ過去の話 が入り混じった、ちょっと分かり辛い展開。
その後、やっと物語も現代に戻ったかと思ったら次巻につづくです。
さて、続きはどうしましょう。
本作を購入したのは古本屋で108円になっていたから。
これ以降はまだ半額以上のお値段なので・・・・
まぁ、ここまで待ったのだから、別に急がなくともいいとは思いますが、聞けば押井監督でアニメ化だとか。
また、ブーム到来の予感がしますので、その前には読んでおきたい気もしますが・・・・
■本編(文庫本) 朝日ソノラマよりソノラマ文庫として刊行。表紙、挿絵は天野喜孝。




幻獣少年キマイラ(1982年7月発行)/朧変 (1982年12月発行)/餓狼変 (1983年1月発行)/魔王変 (1984年7月発行)




菩薩変 (1984年10月発行)/如来変 (1985年10月発行)/涅槃変 (1986年9月発行)/鳳凰変 (1987年7月発行)




狂仏変 (1988年12月発行)/独覚変 (1989年12月発行)/胎蔵変 (1991年3月発行)/金剛変 (1992年3月発行)




梵天変 (1994年3月発行)/縁生変 (1998年3月発行)/群狼変 (2000年2月発行)/昇月変 (2002年3月発行)
■朝日ソノラマより加筆修正を施したハードカバー版。2000年に再刊行。表紙、挿絵は天野喜孝。



※幻獣少年・朧変 (2000年11月発行)/餓狼変・魔王変 (2001年1月発行)/菩薩変・如来変 (2001年3月発行)



※涅槃変・鳳凰変 (2001年5月発行)/狂仏変・独覚変 (2001年7月発行)/胎蔵変・金剛変 (2001年9月発行)


※キマイラ VII 梵天変・縁生変 (2001年11月発行)/キマイラ VIII 群狼変・昇月変 (2002年9月発行)
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