荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
垣谷美雨著 「七十歳死亡法案、可決」
垣谷美雨著「七十歳死亡法案、可決」( 幻冬舎文庫/2015年2月刊)を読む。

2020年、高齢者が国民の3割を超え、社会保障費は過去最高を更新。
破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法」を強行採決する。
2年後に施行を控え、宝田東洋子(55)は「やっと自由になれる」と喜びを感じながらも、自らの人生の残り時間に焦燥感を隠せずにいた。
我侭放題の義母(84)の介護に追われた15年間、懸命に家族に尽くしてきた。
なのに妻任せの能天気な夫(58)、働かない引きこもりの息子(29)、実家に寄りつかない娘(30)とみな勝手ばかり。
「家族なんてろくなもんじゃない」、東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて…。
すぐそこに迫る現実を生々しく描く。
注目作家、渾身の書き下ろし小説。
★★★★★・・・・・(5/10)

2020年、高齢者が国民の3割を超え、社会保障費は過去最高を更新。
破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法」を強行採決する。
2年後に施行を控え、宝田東洋子(55)は「やっと自由になれる」と喜びを感じながらも、自らの人生の残り時間に焦燥感を隠せずにいた。
我侭放題の義母(84)の介護に追われた15年間、懸命に家族に尽くしてきた。
なのに妻任せの能天気な夫(58)、働かない引きこもりの息子(29)、実家に寄りつかない娘(30)とみな勝手ばかり。
「家族なんてろくなもんじゃない」、東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて…。
すぐそこに迫る現実を生々しく描く。
注目作家、渾身の書き下ろし小説。
★★★★★・・・・・(5/10)
カミさんが持っていた本で、タイトルに惹かれ読みました。
著者の作品を読むのは初めてです。
正直・・・期待した内容とはかけ離れていました。
多少の退屈を感じながらも最後が知りたくて読了。
これは・・・一つの家族の物語。
「七十歳死亡法案」は物語を転がすための道化回しみたいなもので、描いているのはステレオタイプのホームドラマ。
おまけに私は登場人物の誰にも感情移入ができませんでした。
このタイトルや設定と、物語の展開が合っていない気がした作品です。
※以前に観ていたTVドラマ「結婚相手は抽選で」の原作者なのですね・・・あれは、なかなか面白かったのですが・・・・
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著者の作品を読むのは初めてです。
正直・・・期待した内容とはかけ離れていました。
多少の退屈を感じながらも最後が知りたくて読了。
これは・・・一つの家族の物語。
「七十歳死亡法案」は物語を転がすための道化回しみたいなもので、描いているのはステレオタイプのホームドラマ。
おまけに私は登場人物の誰にも感情移入ができませんでした。
このタイトルや設定と、物語の展開が合っていない気がした作品です。
※以前に観ていたTVドラマ「結婚相手は抽選で」の原作者なのですね・・・あれは、なかなか面白かったのですが・・・・
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