荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
勝新太郎監督 「座頭市 (1989)」 【2】
BSで放送されていた映画「座頭市」を観る。

居合抜きの名人である盲目の渡世人・市は、知り合いが住む銚子の漁村へ。
一帯では赤兵衛と五右衛門という2大ヤクザ一家が対立していた。
ある鉄火場で騒動を起こしてしまった市は、やがて両者ににらまれるはめに陥り、偶然知り合った少女おうめのもとに身を寄せることにする。
一方、凄腕の浪人を雇った五右衛門は、浪人が市と顔見知りであることを知り、市の殺害を命じる。
内心、市に共感を覚える浪人は市を斬るべきかどうか悩む。
★★★★★★★★★・(9/10)


居合抜きの名人である盲目の渡世人・市は、知り合いが住む銚子の漁村へ。
一帯では赤兵衛と五右衛門という2大ヤクザ一家が対立していた。
ある鉄火場で騒動を起こしてしまった市は、やがて両者ににらまれるはめに陥り、偶然知り合った少女おうめのもとに身を寄せることにする。
一方、凄腕の浪人を雇った五右衛門は、浪人が市と顔見知りであることを知り、市の殺害を命じる。
内心、市に共感を覚える浪人は市を斬るべきかどうか悩む。
★★★★★★★★★・(9/10)
「座頭市」は、1962年から1989年の本作目まで映画・ドラマ・舞台と何作も制作された俳優・勝新太郎氏のライフワークと言うべき作品であり、日本国内に限らず後の映画に多大な影響を与えた作品です。

私は世代ではないので「座頭市」もこれまで観た事がなかったし、勝新太郎自体も大御所となった晩年の頃しか知りません。
そのため、破天荒な逸話や会見でのパフォーマンスに当時は嫌悪感さえ覚えた人間なのですが、本作に関しては 「さすが!!」 の一言に尽きます。
「座頭市」と言う作品、勝新太郎と言う俳優の見方が変わった映画です。
その後、映画の「座頭市」シリーズを数本観ましたが、本作以上に面白かった作品は無く、本作が「座頭市」の集大成であり、自ら監督をした勝新太郎氏=座頭市の到達点であると知りました。
今回でたぶん5~6回目ぐらいの再鑑賞です。
すでに物語は頭に入っているはずなのに・・・これが飽きません。
いまだに一つ一つのシーンにワクワクする自分がいます。
前回も書きましたが
多分これから何度も再鑑賞するのでしょう。

※録画してDVDに落とそうかとも思いましたが、手元に置くとなんとなく再鑑賞しなくなりそうで止めました。また、テレビで再放送するのを待っています。
■「座頭市」 1989年/日本 【116分】
製作・監督:勝新太郎 脚本:勝新太郎/中村努/市山達巳/中岡京平 原作:子母沢寛 出演:勝新太郎/樋口可南子/陣内孝則/内田裕也/奥村雄大/緒形拳/草野とよ実/片岡鶴太郎/三木のり平/蟹江敬三/ジョー山中
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私は世代ではないので「座頭市」もこれまで観た事がなかったし、勝新太郎自体も大御所となった晩年の頃しか知りません。
そのため、破天荒な逸話や会見でのパフォーマンスに当時は嫌悪感さえ覚えた人間なのですが、本作に関しては 「さすが!!」 の一言に尽きます。
「座頭市」と言う作品、勝新太郎と言う俳優の見方が変わった映画です。
その後、映画の「座頭市」シリーズを数本観ましたが、本作以上に面白かった作品は無く、本作が「座頭市」の集大成であり、自ら監督をした勝新太郎氏=座頭市の到達点であると知りました。
今回でたぶん5~6回目ぐらいの再鑑賞です。
すでに物語は頭に入っているはずなのに・・・これが飽きません。
いまだに一つ一つのシーンにワクワクする自分がいます。
前回も書きましたが
多分これから何度も再鑑賞するのでしょう。

※録画してDVDに落とそうかとも思いましたが、手元に置くとなんとなく再鑑賞しなくなりそうで止めました。また、テレビで再放送するのを待っています。
■「座頭市」 1989年/日本 【116分】
製作・監督:勝新太郎 脚本:勝新太郎/中村努/市山達巳/中岡京平 原作:子母沢寛 出演:勝新太郎/樋口可南子/陣内孝則/内田裕也/奥村雄大/緒形拳/草野とよ実/片岡鶴太郎/三木のり平/蟹江敬三/ジョー山中
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