荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
堤幸彦監督 「十二人の死にたい子どもたち (2018)」
TVで放映されていた映画「十二人の死にたい子どもたち」を観る。
それぞれに事情を抱え、廃病院の一室に集まった12人の未成年たち。
彼らの目的は集団安楽死をすること。ところが12人だけのはずのその部屋には、すでに死体となった13人目がいた。
彼は何者で、なぜここにいるのか。
そして一体誰が殺したのか。互いに議論を重ねる中で、次第にそれぞれの死にたい理由が明らかになっていくとともに、疑心暗鬼を募らせていく12人だったが…。
★★★★★・・・・・(5/10)


それぞれに事情を抱え、廃病院の一室に集まった12人の未成年たち。
彼らの目的は集団安楽死をすること。ところが12人だけのはずのその部屋には、すでに死体となった13人目がいた。
彼は何者で、なぜここにいるのか。
そして一体誰が殺したのか。互いに議論を重ねる中で、次第にそれぞれの死にたい理由が明らかになっていくとともに、疑心暗鬼を募らせていく12人だったが…。
★★★★★・・・・・(5/10)
原作は未読です。
「冲方丁氏がミステリー?」
と、期待して鑑賞。
基本はミステリーですが、期待した本格推理とはチト違いましたね。
「若者たちが集団自殺」ってオジさんには理解できない出来事ですし、もともとの自殺理由が掘り下げられていないので、感情移入はありませんでした。
なので、謎解きとトリックに期待していましたが、本格推理にあるデータの明示がはっきりしないので、探偵と共に推理する事も出来ませんでした。
つまりはただ流れるままに観ていただけです。
ディスカッションを軸に謎解きが行われるのは石持浅海氏の小説を彷彿させます。
何となくホラーっぽい雰囲気も醸し出していましたが、実際にはありませんでした。
最後があのように終わるのは途中より想像は出来ます。
う~ん。
期待外れ。
まぁ、もともと舞台設定が派手では無いので、ソコを埋める豪華若手俳優の競演に期待度が高まってしまったのもあるでしょうし、堤監督の大どんでん返しを期待したのに物語がキレイに纏まっているのが不満の原因かな。
何よりも途中で
「どうせ死んだからさぁ、そんな事いちいち気にしなくてもいいんじぇねぇ?」
と思ってしまった時点で、私は最後まで観る資格を失くしたんだと思います・・・観たけどね。
原作も特に読みたいとは思いませんでした。
◆「十二人の死にたい子どもたち」 2018年/日本 【118分】
監督:堤幸彦 脚本:倉持裕 撮影:斑目重友 音楽:小林うてな 主題歌:ザ・ロイヤル・コンセプト 出演:杉咲花/新田真剣佑/北村匠海/高杉真宙/黒島結菜/橋本環奈/吉川愛/萩原利久/渕野右登/坂東龍汰/古川琴音/竹内愛紗/とまん
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「冲方丁氏がミステリー?」
と、期待して鑑賞。
基本はミステリーですが、期待した本格推理とはチト違いましたね。
「若者たちが集団自殺」ってオジさんには理解できない出来事ですし、もともとの自殺理由が掘り下げられていないので、感情移入はありませんでした。
なので、謎解きとトリックに期待していましたが、本格推理にあるデータの明示がはっきりしないので、探偵と共に推理する事も出来ませんでした。
つまりはただ流れるままに観ていただけです。
ディスカッションを軸に謎解きが行われるのは石持浅海氏の小説を彷彿させます。
何となくホラーっぽい雰囲気も醸し出していましたが、実際にはありませんでした。
最後があのように終わるのは途中より想像は出来ます。
う~ん。
期待外れ。
まぁ、もともと舞台設定が派手では無いので、ソコを埋める豪華若手俳優の競演に期待度が高まってしまったのもあるでしょうし、堤監督の大どんでん返しを期待したのに物語がキレイに纏まっているのが不満の原因かな。
何よりも途中で
「どうせ死んだからさぁ、そんな事いちいち気にしなくてもいいんじぇねぇ?」
と思ってしまった時点で、私は最後まで観る資格を失くしたんだと思います・・・観たけどね。
原作も特に読みたいとは思いませんでした。
◆「十二人の死にたい子どもたち」 2018年/日本 【118分】
監督:堤幸彦 脚本:倉持裕 撮影:斑目重友 音楽:小林うてな 主題歌:ザ・ロイヤル・コンセプト 出演:杉咲花/新田真剣佑/北村匠海/高杉真宙/黒島結菜/橋本環奈/吉川愛/萩原利久/渕野右登/坂東龍汰/古川琴音/竹内愛紗/とまん
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