荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
武内英樹監督 「翔んで埼玉 (2018)」
録画した映画「翔んで埼玉」を観る。

埼玉県民は東京都民からひどい差別を受けており、東京へ入るのにも通行手形が必要で、手形がなければ即強制送還という屈辱の日々を送っていた。
東京の超名門校・白鵬堂学院でも、都知事の息子で生徒会長の壇ノ浦百美によって埼玉県人は容赦ない迫害にあっていた。
そんなある日、アメリカからの帰国子女・麻実麗が転校してくる。
容姿端麗で洗練された立ち居振る舞いの彼だったが、実は隠れ埼玉県人で、埼玉解放戦線のメンバーだった。
しかし、そんな麗にいつしか心惹かれてしまった百美は、正体がバレて追われる身となった麗と行動を共にしていくのだったが…。
★★★★・・・・・・(4/10)


埼玉県民は東京都民からひどい差別を受けており、東京へ入るのにも通行手形が必要で、手形がなければ即強制送還という屈辱の日々を送っていた。
東京の超名門校・白鵬堂学院でも、都知事の息子で生徒会長の壇ノ浦百美によって埼玉県人は容赦ない迫害にあっていた。
そんなある日、アメリカからの帰国子女・麻実麗が転校してくる。
容姿端麗で洗練された立ち居振る舞いの彼だったが、実は隠れ埼玉県人で、埼玉解放戦線のメンバーだった。
しかし、そんな麗にいつしか心惹かれてしまった百美は、正体がバレて追われる身となった麗と行動を共にしていくのだったが…。
★★★★・・・・・・(4/10)
あまりの「面白くなさ」に一度挫折。
「面白くなさ」であり「くだらなさ」ではありません。
「くだらない」のは最初から分かっていますし、コチラもその「くだらなさ」を望んでいます。
それを面白く昇華させるのが製作者側の役目です。
原作は未読ですが、作者の漫画は昔好きで何冊も読んでいました。
なのでその「くだらない」世界観は大好きなので・・・原作はもっと面白い気がします。
出演者たちの配役や、ストーリーの馬鹿々しさ・・・それは何も問題はないと思います。
逆に配役に関してはむしろ上出来だと思えます。

なのに面白くなくて「こりゃ、無理だ」と止めたのですが、天下の日本アカデミー賞監督&脚本賞受賞だったので、一念発起して再度鑑賞しました。
ですがやっぱり
面白くはない
東京でも埼玉でも千葉でもない人間だからでしょうか?
そんな「あるある」部分を差っ引いても、違う気がします。
私が一番気になったのは「伝説」のパートと「現代」のパートに分けた事。
「伝説」のパートはこの物語の本筋なので分りますが、「現代」のパートって必要だった?
「伝説」と「現代」はどう繋がってるの?
単純に「伝説」ではなく昔はこうだったって事ではだめなの?
「伝説」と「現代」にはどれくらいの時間差があるの?
最後のオチも説得力がなかった気がする・・・・
荒唐無稽で馬鹿なお話にはそれにはまり込むための徹底した世界観が必要だと思います。
本作は「伝説」と「現代」の物語を分けた所でその世界観を台無しにしているように感じました。
う~ん、いくら考えても
何故これが日本アカデミー賞の監督賞・脚本賞なのか疑問です。
◆「翔んで埼玉」 2018年/日本 【106分】
監督:武内英樹 原作:魔夜峰央 脚本:徳永友一 撮影:谷川創平 音楽:Face 2 fAKE 主題歌:はなわ 出演:二階堂ふみ/GACKT/伊勢谷友介/ブラザートム/麻生久美子/島崎遥香/成田凌 友情出演:中尾彬/間宮祥太朗/加藤諒/益若つばさ/武田久美子/麿赤兒/竹中直人/京本政樹
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「面白くなさ」であり「くだらなさ」ではありません。
「くだらない」のは最初から分かっていますし、コチラもその「くだらなさ」を望んでいます。
それを面白く昇華させるのが製作者側の役目です。
原作は未読ですが、作者の漫画は昔好きで何冊も読んでいました。
なのでその「くだらない」世界観は大好きなので・・・原作はもっと面白い気がします。
出演者たちの配役や、ストーリーの馬鹿々しさ・・・それは何も問題はないと思います。
逆に配役に関してはむしろ上出来だと思えます。

なのに面白くなくて「こりゃ、無理だ」と止めたのですが、天下の日本アカデミー賞監督&脚本賞受賞だったので、一念発起して再度鑑賞しました。
ですがやっぱり
面白くはない
東京でも埼玉でも千葉でもない人間だからでしょうか?
そんな「あるある」部分を差っ引いても、違う気がします。
私が一番気になったのは「伝説」のパートと「現代」のパートに分けた事。
「伝説」のパートはこの物語の本筋なので分りますが、「現代」のパートって必要だった?
「伝説」と「現代」はどう繋がってるの?
単純に「伝説」ではなく昔はこうだったって事ではだめなの?
「伝説」と「現代」にはどれくらいの時間差があるの?
最後のオチも説得力がなかった気がする・・・・
荒唐無稽で馬鹿なお話にはそれにはまり込むための徹底した世界観が必要だと思います。
本作は「伝説」と「現代」の物語を分けた所でその世界観を台無しにしているように感じました。
う~ん、いくら考えても
何故これが日本アカデミー賞の監督賞・脚本賞なのか疑問です。
◆「翔んで埼玉」 2018年/日本 【106分】
監督:武内英樹 原作:魔夜峰央 脚本:徳永友一 撮影:谷川創平 音楽:Face 2 fAKE 主題歌:はなわ 出演:二階堂ふみ/GACKT/伊勢谷友介/ブラザートム/麻生久美子/島崎遥香/成田凌 友情出演:中尾彬/間宮祥太朗/加藤諒/益若つばさ/武田久美子/麿赤兒/竹中直人/京本政樹
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