荒雑録花村萬月著　「私の庭蝦夷地篇」（上）

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» 2023 . 07

花村萬月著　「私の庭蝦夷地篇」（上）

花村萬月著「私の庭蝦夷地篇（上）」 (光文社文庫／2012年1月初版)を購入。

江戸を捨てた権介は、蝦夷地へ渡るため立ち寄った漁村で浮浪の少年・茂吉と出会う。

茂吉が殺した漁師の仲間たちに追われた二人は、荒れ狂う海峡に小舟で逃げ出す。

命からがら入り江に漂着した彼らに、北の大地の過酷な生活が待っていた。

権介は叉木経験もある茂吉に自然の中で生き抜く術を教わり、茂吉は権介に剣を習う。

義兄弟の契りまで交わした二人だったが―。

古本屋で見つけ

「萬月氏の読んでいない本だ！」

と喜んで購入しましたが、よくみると（上）の文字が・・・

おまけにどうやら本作の前に「浅草篇」の上・下巻があって、本作の後に「北海道無頼編」の上・下巻がある3部作なのですね。

「王国記」はどこまで読んだか分からなくなり途中で止めているし、「百万遍」も何冊かあるので手を付けていなかったのに、ここでまた中途半端な読み方になってしまうのではないかと心配ですが・・・引っ越しで読む本が無いので仕方がない！

「インファナル・アフェア」もドラマの「FARGO／ファーゴ」も作中で1回過去に遡っているので、そのつもりで読了します。

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