荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
小林顕作監督 「劇場版パタリロ!(2019)」
レンタルDVDで映画「劇場版パタリロ!」を観る。

魔夜峰央の人気ギャグマンガを加藤諒主演で舞台化に続いて実写映画化したナンセンス・コメディ。
共演も舞台版に引き続き青木玄徳、佐奈宏紀。
監督も舞台版の演出を手掛けた小林顕作。
ロンドンを訪問したマリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール8世が、警護担当のバンコランと美少年記者マライヒと繰り広げる奇想天外な物語を、2.5次元ミュージカルのスタイルを踏襲してギャグ満載に描き出す。
★★★★★★・・・・(6/10)


魔夜峰央の人気ギャグマンガを加藤諒主演で舞台化に続いて実写映画化したナンセンス・コメディ。
共演も舞台版に引き続き青木玄徳、佐奈宏紀。
監督も舞台版の演出を手掛けた小林顕作。
ロンドンを訪問したマリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール8世が、警護担当のバンコランと美少年記者マライヒと繰り広げる奇想天外な物語を、2.5次元ミュージカルのスタイルを踏襲してギャグ満載に描き出す。
★★★★★★・・・・(6/10)
魔夜峰央氏の漫画は一時期よく読みました。
「パタリロ」「ラシャーヌ」「横須賀ロビン」「ルル亀!」等・・・その中でもやはり「パタリロ」が一番面白かったように記憶します。
昨今では「翔んで埼玉」がブレイクし映画化されましたが・・・そちらの映画は途中までしかみていません、観終わったらコメント書きます。
その余波でしょうか、今さらながらの「パタリロ」の実写映画化。
驚きました。
とは言えコチラは舞台の実写化。
流行りの2.5次元ミュージカルだそうな。
なので、観たことのないオッさんは興味がありながらも失敗覚悟で鑑賞しました。
で
映画としては、
CGもセットも全然金をかけていないのがわかります。
また、タラタラ進むストーリーは支離滅裂。
出演者の美少年も何だかな~って感想です。
ですが
まぁ、これは舞台の映画化。
舞台だと思って観れば、全てが納得できます。
舞台であればCGなんていらないし、極端な話をすればセットも最小限で良し。
金髪のカツラを被れば、それがイギリス人って言っても大丈夫。
出演者は美少年では無くとも美少年のメイクをし、美少年の演技をすればOK。
そう思って観れば、バンコランもマライヒも許せてしまう・・・むしろ、マライヒが可愛く見えてしまいます。


ストーリーも良く考えれば、原作初期に結構忠実だし、途中からメチャクチャになるのも「パタリロ」らしいです。
ミュージカルの苦手な私は歌の部分は観ていて気恥ずかしかったのですが、それは仕方のない事。
つまりは
これはこれでいいんじゃない!
って感想に至りました。
ミュージカルとしての出来はどうなのかは疑問ですが(作中でも自虐的にディスっていましたが)、「パタリロ」の世界観としてはアリだと思います。
本作は加藤諒と言う見た目にパタリロそっくりな俳優を主役に据えて時点で、半分は成功しているのでしょう。
厳密には「実写映画化」ではありませんが、このハチャメチャな舞台劇、楽しめる人には楽しめる作品だと思いました。
・・・私的には二度と観ないけど(笑)。
◆「劇場版パタリロ!」 2019年/日本 【103分】
監督:小林顕作 原作:魔夜峰央 脚本:池田テツヒロ 撮影:伊集守忠 出演:加藤諒/青木玄徳/佐奈宏紀/細貝圭/金井成大/石田隼/吉本恒生/三津谷亮/小林亮太/吉川純広/佐藤銀平/三上陽永/柴一平/富岡晃一郎
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「パタリロ」「ラシャーヌ」「横須賀ロビン」「ルル亀!」等・・・その中でもやはり「パタリロ」が一番面白かったように記憶します。
昨今では「翔んで埼玉」がブレイクし映画化されましたが・・・そちらの映画は途中までしかみていません、観終わったらコメント書きます。
その余波でしょうか、今さらながらの「パタリロ」の実写映画化。
驚きました。
とは言えコチラは舞台の実写化。
流行りの2.5次元ミュージカルだそうな。
なので、観たことのないオッさんは興味がありながらも失敗覚悟で鑑賞しました。
で
映画としては、
CGもセットも全然金をかけていないのがわかります。
また、タラタラ進むストーリーは支離滅裂。
出演者の美少年も何だかな~って感想です。
ですが
まぁ、これは舞台の映画化。
舞台だと思って観れば、全てが納得できます。
舞台であればCGなんていらないし、極端な話をすればセットも最小限で良し。
金髪のカツラを被れば、それがイギリス人って言っても大丈夫。
出演者は美少年では無くとも美少年のメイクをし、美少年の演技をすればOK。
そう思って観れば、バンコランもマライヒも許せてしまう・・・むしろ、マライヒが可愛く見えてしまいます。


ストーリーも良く考えれば、原作初期に結構忠実だし、途中からメチャクチャになるのも「パタリロ」らしいです。
ミュージカルの苦手な私は歌の部分は観ていて気恥ずかしかったのですが、それは仕方のない事。
つまりは
これはこれでいいんじゃない!
って感想に至りました。
ミュージカルとしての出来はどうなのかは疑問ですが(作中でも自虐的にディスっていましたが)、「パタリロ」の世界観としてはアリだと思います。
本作は加藤諒と言う見た目にパタリロそっくりな俳優を主役に据えて時点で、半分は成功しているのでしょう。
厳密には「実写映画化」ではありませんが、このハチャメチャな舞台劇、楽しめる人には楽しめる作品だと思いました。
・・・私的には二度と観ないけど(笑)。
◆「劇場版パタリロ!」 2019年/日本 【103分】
監督:小林顕作 原作:魔夜峰央 脚本:池田テツヒロ 撮影:伊集守忠 出演:加藤諒/青木玄徳/佐奈宏紀/細貝圭/金井成大/石田隼/吉本恒生/三津谷亮/小林亮太/吉川純広/佐藤銀平/三上陽永/柴一平/富岡晃一郎
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