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ジョン・ル・カレ著  「リトル・ドラマー・ガール」 【下】

作:ジョン・ル・カレ 訳:村上博基 「リトル・ドラマー・ガール(下)」(ハヤカワ文庫NV/2015年8月発行)を読む。

ritorudotsms-gs-rr001.jpg

イスラエルとアラブとの熾烈な諜報戦の渦中に身を投じたチャーリィ。

テロ組織の一員になることを申し出た彼女は、軍事訓練を受けるべくパレスチナの難民キャンプへ送り込まれた。

そこで彼女が見たものは、果てしなき暴力と憎悪の応酬を続ける二つの民族の悲劇的な姿だった。

やがて訓練を終えたチャーリィに、イスラエル要人暗殺の任務が与えられるが…。

巨匠がスパイ小説に託して中東問題の本質に鋭く迫った衝撃の巨篇。


★★★★★★★・・・(7/10)

やっと読み終わりました。

長かったです。

上巻を読み終わり「やっと潜入か!」と思いましたが、ここからがまだ先がありました。

じれながらも読み飛ばすわけには行かず1日数ページの進み方。

そしてついにクライマックス!

気が付けば4分の3ほど読み終わっていました。

残りのページ数で決着がつくのか!?

と心配になりましたが、そこはさすがで決着どころかエピローグまで用意されていました。

本当にこの作者、非常に読みづらいが面白いのです。

正直、私もスパイ小説に文学的な表現はいらないと思っているのですが、面白いんだから仕方がない。

この余韻を胸にこのまま「スクールボーイ閣下」へ・・・

と思ったのですが、疲れたのでカレはちょっと休憩。

パク・チャヌクのTVドラマがDVDになるのを待ちながら。

しばらくはスパイ物はお腹いっぱいです。

ritorudorama-ga-ruue.jpg

◆John le Carré 「The Little Drummer Girl」 (1983/GBR)

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