荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
イム・ギョンテク監督 「聖女/Mad Sister」
レンタルDVDで映画「聖女/Mad Sister」を観る。

愛する妹を救うため――
美しい<聖女>が暴れだす。
元警護員で過剰防衛により服役していた女格闘家・イネは刑期を終え、妹ウネの元へ戻ってくる。
妹ウネは18歳の高校生だが、精神年齢は10歳。
やっと普通な暮らしができると思っていた矢先、妹が学校から戻らない。イネは警察に届出、学校にも問い合わせるが誰も真剣に取り合ってくれない。絶望したイネは自分自身で捜索を始める。
手がかりを辿るうち、ウネの過去が明かされていき後戻りできなくなっていった。
イネは妹を捜し出し、妹を傷つけた奴らへの復讐劇を始める――。
★★★★★★★・・・(7/10)


愛する妹を救うため――
美しい<聖女>が暴れだす。
元警護員で過剰防衛により服役していた女格闘家・イネは刑期を終え、妹ウネの元へ戻ってくる。
妹ウネは18歳の高校生だが、精神年齢は10歳。
やっと普通な暮らしができると思っていた矢先、妹が学校から戻らない。イネは警察に届出、学校にも問い合わせるが誰も真剣に取り合ってくれない。絶望したイネは自分自身で捜索を始める。
手がかりを辿るうち、ウネの過去が明かされていき後戻りできなくなっていった。
イネは妹を捜し出し、妹を傷つけた奴らへの復讐劇を始める――。
★★★★★★★・・・(7/10)
「悪女/AKUJO」「The Witch /魔女」の便乗商法みたいなタイトルですが、“ボクシング韓国代表を務めたこともある女優さんのCG無し スタント無し 全てをリアルで魅せる<情けなし>バイオレンス・アクション!”の謳い文句につられレンタルしました。

が・・・う~ん、中途半端・・・かな。
最初から最後まで飽きることなく鑑賞できるのですが
ストーリーもバイオレンスもエロもグロもアクションも、もう一歩足りなく感じてします残念な映画でした。
どこかが傑出していたら印象も変わったのでしょうが、肝心な売り文句にあるアクションが・・・女優さんは体張って頑張っていたとは思いますが・・・もっと早く!もっと強烈に!と思ってしまう部分があって、CG無し スタント無しのリアルさが逆にアダになっているのかな。
物語も韓国映画によくある未成年に対する性犯罪が絡んで、クソ野郎が何人も出てきて観ていて胸糞が悪くなります。
そこはリアルでありバイオレンスでエロの部分なのですが、ここら辺の時系列や人間関係がいまいち分かり辛い上、「お姉ちゃんが守ってあげる」と言っていた主人公に「結局、前から妹は食い物にされてるじゃん!守りきれてないじゃんかよ!」と突っ込みを入れたくなります。

最後は主人公がどこまで傷つけられながらも妹を無傷で救出できるかと悪党の親玉にどんな鉄槌を下すのか一番の楽しみだったのですが・・・そこもボカしていましたね。
一緒に観ていたカミさんがしきりに心配していたのはこの妹の未来。
本作で主人公が死んでしまったら、また同じような目にあってしまうのではないかと言う事。
う~ん、私はそんなトコまで考えていませんでした。
だって、致死量のヤク打たれてると思っていましたので。
よく考えると、本作はめちゃくちゃ悲惨な終わり方だったのでしょうか?
ハッピーエンドでは無く、未来も見えないラストも不満の原因かもしれません。
◆「聖女/Mad Sister NO MERCY」 2018年/韓国 【116分】
監督:イム・ギョンテク 脚本:キム・ミン 撮影:イ・ジュンベ 音楽:チョン・チェウン 出演:イ・シヨン/パク・セワン/イ・ジュニョク/チェ・ジノ/イ・ヒョンチョル/キム・ウォネ
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が・・・う~ん、中途半端・・・かな。
最初から最後まで飽きることなく鑑賞できるのですが
ストーリーもバイオレンスもエロもグロもアクションも、もう一歩足りなく感じてします残念な映画でした。
どこかが傑出していたら印象も変わったのでしょうが、肝心な売り文句にあるアクションが・・・女優さんは体張って頑張っていたとは思いますが・・・もっと早く!もっと強烈に!と思ってしまう部分があって、CG無し スタント無しのリアルさが逆にアダになっているのかな。
物語も韓国映画によくある未成年に対する性犯罪が絡んで、クソ野郎が何人も出てきて観ていて胸糞が悪くなります。
そこはリアルでありバイオレンスでエロの部分なのですが、ここら辺の時系列や人間関係がいまいち分かり辛い上、「お姉ちゃんが守ってあげる」と言っていた主人公に「結局、前から妹は食い物にされてるじゃん!守りきれてないじゃんかよ!」と突っ込みを入れたくなります。

最後は主人公がどこまで傷つけられながらも妹を無傷で救出できるかと悪党の親玉にどんな鉄槌を下すのか一番の楽しみだったのですが・・・そこもボカしていましたね。
一緒に観ていたカミさんがしきりに心配していたのはこの妹の未来。
本作で主人公が死んでしまったら、また同じような目にあってしまうのではないかと言う事。
う~ん、私はそんなトコまで考えていませんでした。
だって、致死量のヤク打たれてると思っていましたので。
よく考えると、本作はめちゃくちゃ悲惨な終わり方だったのでしょうか?
ハッピーエンドでは無く、未来も見えないラストも不満の原因かもしれません。
◆「聖女/Mad Sister NO MERCY」 2018年/韓国 【116分】
監督:イム・ギョンテク 脚本:キム・ミン 撮影:イ・ジュンベ 音楽:チョン・チェウン 出演:イ・シヨン/パク・セワン/イ・ジュニョク/チェ・ジノ/イ・ヒョンチョル/キム・ウォネ
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