荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
スティーヴン・スピルバーグ監督 「レディ・プレイヤー1」
録画した映画 「レディ・プレイヤー1」を観る。

2045年の地球。
街が荒廃する一方で、若者たちはVRワールド“オアシス”に夢中になっていた。
そこでは誰もが好きなアバターに姿を変え、自分の思い描く通りの人生を生きることができた。
そんなある日、オアシスの創設者ハリデーが亡くなり、彼の遺言が発表される。
それは“アノラック・ゲーム”と呼ばれ、彼が仕掛けた3つの謎を解き、オアシスに隠されたイースターエッグを最初に見つけた者には莫大な遺産に加え、オアシスの後継者としてその全権を与えるというものだった。
この驚くべきニュースに世界中の人々が色めき立つ。
現実世界に居場所がなくオアシスだけが心の拠り所の17歳の青年ウェイドもこの争奪ゲームに参加し、オアシスで出会った謎めいた美少女サマンサら大切な仲間たちと力を合わせて3つの謎に挑んでいく。
そんな彼らの前に、恐るべき野望を秘め、邪悪な陰謀を張り巡らせる巨大企業IOIが立ちはだかるのだったが…。
★★★★★★★・・・(7/10)


2045年の地球。
街が荒廃する一方で、若者たちはVRワールド“オアシス”に夢中になっていた。
そこでは誰もが好きなアバターに姿を変え、自分の思い描く通りの人生を生きることができた。
そんなある日、オアシスの創設者ハリデーが亡くなり、彼の遺言が発表される。
それは“アノラック・ゲーム”と呼ばれ、彼が仕掛けた3つの謎を解き、オアシスに隠されたイースターエッグを最初に見つけた者には莫大な遺産に加え、オアシスの後継者としてその全権を与えるというものだった。
この驚くべきニュースに世界中の人々が色めき立つ。
現実世界に居場所がなくオアシスだけが心の拠り所の17歳の青年ウェイドもこの争奪ゲームに参加し、オアシスで出会った謎めいた美少女サマンサら大切な仲間たちと力を合わせて3つの謎に挑んでいく。
そんな彼らの前に、恐るべき野望を秘め、邪悪な陰謀を張り巡らせる巨大企業IOIが立ちはだかるのだったが…。
★★★★★★★・・・(7/10)
ゲームをしない私も面白く鑑賞できました。
特にCGで「ガンダムVSメカゴジラ」を観られるのは本作だけでしょう(笑)。
ストーリーは単純なのですが「魅せる」映像が随所に散りばめられ、80年代のサブカル好きは画面を見ているだけで楽しめます。
また、画面にチラリとしか登場しない隠れキャラを探すのもマニアには喜ばしい。
さすがのスピルバーグ、エンタメとして申し分のない映画です。
ですが逆を言うと
サブカル好きやマニア以外はどうやって楽しむ映画かな?と言う疑問もわきます(まぁ、そんな人は映画館には行かないでしょうが)。
私は、ゲーム関係はほぼ分からなかったのですが、「AKIRA」や「アイアンジャイアント」「バックトゥザフューチャー」などを観ていない人には出てくるメカに思い入れも無いでしょうし、「シャイニング」を観ていない人は、中盤部分は置いてけぼりをくってしまいます・・・登場人物が「237号室」逃げ込んだ時に「ニヤリ」と出来ないのも可哀想。
もちろん基本となる現実世界のドラマもありますし、仮想世界の美しい映像やスピード感あふれる動きなどは見所ですが、それだけで140分引っ張るのはキツイかもしれません。
例えばこれが00年以降のキャラやメカで構成された映画だったら・・・・私はちっとも燃えなかったでしょうね。
なので
本作はオッサンが一番楽しめる作品です。
「金田バイク」はもとより「バットモービルの初期型」や「V8インターセプター」「クリスティーン」、「ビルに登るキングコング」や「メカゴジラ」を理解できるオッサンたちこそ喜ぶ映画じゃないでしょうか?
監督以外の製作陣もきっとオッサンばっかりだったと想像します。

■主人公の車・デロリアンは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。

■左の5のゼッケンは「マッハGGO」、右には「マッドマックス」のV8インターセプター、他に「クリスティーン」の赤いプリムス・フューリーが。

■「AKIRA」の金田バイクですね。

■「バットマン」のバットモービル(初期型)です。バットマンも登場しました。

■エンパイア・ステート・ビルと「キングコング」です。

■「ジュラシック・パーク」のTレックスが走ります。

■「シャイニング」の双子。この後、お約束の血の海が

■立ち上がる「アイアン・ジャイアント」です。

■「エルム街の悪夢」のフレディが撃たれました。

■メカゴジラもハリウッド初進出。

■「ガンダムで行く!」のセリフにシビれました。

■「ターミネーター2」でしょう。
◆「レディ・プレイヤー1 READY PLAYER ONE」 2018年/アメリカ 【140分】
監督:スティーヴン・スピルバーグ 原作:アーネスト・クライン 脚本:ザック・ペン/アーネスト・クライン 撮影:ヤヌス・カミンスキー 音楽:アラン・シルヴェストリ 出演:タイ・シェリダン/オリヴィア・クック/ベン・メンデルソーン/T・J・ミラー/サイモン・ペッグ/ハナ・ジョン=カーメン/森崎ウィン/マーク・ライランス/リナ・ウェイス/フィリップ・チャオ
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特にCGで「ガンダムVSメカゴジラ」を観られるのは本作だけでしょう(笑)。
ストーリーは単純なのですが「魅せる」映像が随所に散りばめられ、80年代のサブカル好きは画面を見ているだけで楽しめます。
また、画面にチラリとしか登場しない隠れキャラを探すのもマニアには喜ばしい。
さすがのスピルバーグ、エンタメとして申し分のない映画です。
ですが逆を言うと
サブカル好きやマニア以外はどうやって楽しむ映画かな?と言う疑問もわきます(まぁ、そんな人は映画館には行かないでしょうが)。
私は、ゲーム関係はほぼ分からなかったのですが、「AKIRA」や「アイアンジャイアント」「バックトゥザフューチャー」などを観ていない人には出てくるメカに思い入れも無いでしょうし、「シャイニング」を観ていない人は、中盤部分は置いてけぼりをくってしまいます・・・登場人物が「237号室」逃げ込んだ時に「ニヤリ」と出来ないのも可哀想。
もちろん基本となる現実世界のドラマもありますし、仮想世界の美しい映像やスピード感あふれる動きなどは見所ですが、それだけで140分引っ張るのはキツイかもしれません。
例えばこれが00年以降のキャラやメカで構成された映画だったら・・・・私はちっとも燃えなかったでしょうね。
なので
本作はオッサンが一番楽しめる作品です。
「金田バイク」はもとより「バットモービルの初期型」や「V8インターセプター」「クリスティーン」、「ビルに登るキングコング」や「メカゴジラ」を理解できるオッサンたちこそ喜ぶ映画じゃないでしょうか?
監督以外の製作陣もきっとオッサンばっかりだったと想像します。

■主人公の車・デロリアンは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。

■左の5のゼッケンは「マッハGGO」、右には「マッドマックス」のV8インターセプター、他に「クリスティーン」の赤いプリムス・フューリーが。

■「AKIRA」の金田バイクですね。

■「バットマン」のバットモービル(初期型)です。バットマンも登場しました。

■エンパイア・ステート・ビルと「キングコング」です。

■「ジュラシック・パーク」のTレックスが走ります。

■「シャイニング」の双子。この後、お約束の血の海が

■立ち上がる「アイアン・ジャイアント」です。

■「エルム街の悪夢」のフレディが撃たれました。

■メカゴジラもハリウッド初進出。

■「ガンダムで行く!」のセリフにシビれました。

■「ターミネーター2」でしょう。
◆「レディ・プレイヤー1 READY PLAYER ONE」 2018年/アメリカ 【140分】
監督:スティーヴン・スピルバーグ 原作:アーネスト・クライン 脚本:ザック・ペン/アーネスト・クライン 撮影:ヤヌス・カミンスキー 音楽:アラン・シルヴェストリ 出演:タイ・シェリダン/オリヴィア・クック/ベン・メンデルソーン/T・J・ミラー/サイモン・ペッグ/ハナ・ジョン=カーメン/森崎ウィン/マーク・ライランス/リナ・ウェイス/フィリップ・チャオ
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