荒雑録ゲイリー・ロス監督　「オーシャンズ8」

2023 . 05 «
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
» 2023 . 07

ゲイリー・ロス監督　「オーシャンズ8」

録画した映画「オーシャンズ8」を観る。

犯罪界のカリスマ、ダニー・オーシャンを兄に持つデビー・オーシャンは、刑務所での務めを終え仮出所を果たすや、５年８ヵ月の服役中に練りに練った計画を実行に移すべく右腕ルーとともにその道のプロたちに声をかけ、最強の犯罪集団、新生“オーシャンズ”を結成する。

狙うは世界最大のファッションの祭典“メットガラ”でハリウッド女優ダフネが身につける1億5000万ドルの宝石。

しかし会場には防犯カメラが１ミリの隙もなく張り巡らされ、至る所で屈強な男たちが目を光らせている。

その上、祭典の模様は全世界に生配信されることになっていた。

そんな到底実現不可能と思われる前代未聞の計画に、緻密かつ大胆不敵に挑んでいくデビーとその仲間たちだったが…。

★★★★★★・・・・（6/10）

オーシャンズ・シリーズは・・・たぶん観ていると思いますが・・・印象に残る映画ではありません。

観ている時は面白かったのでしょうが、その場限りで後は忘れてしまいます。

豪華な俳優陣の共演もそれぞれにキャラが立っていないのか、続編を観てもジョージ・クルーニーとブラッド・ピット以外は「あれ、誰だっけ？コイツ」と思ってしまします・・・マット・デイモンの事です。

本作はシリーズでありながら、それを女性ばかりで固めたスピン・オフのような作品。

期待しないで鑑賞したのですが・・・

これは良かったのではないでしょうか。

オッさんとしては、オッさんよりも女性の方が観ていて楽しい。

人数を7人（後から8人）に減らした事で、それぞれのキャラも生きている。

「盗む」だけで終わらずにそれを会場外に持ち出す方法、その後盗品を「売る」過程を描いているのも興味深い。

まぁ、とんとん拍子に話が進むのと、ご都合主義の危機脱出は、娯楽作品なので目をつぶりましょう。

俳優陣やゲストの服装やカルチエの装飾などは女性の観客にも目の保養になったのかな。

カミさんはケイト・ブランシェットを「めちゃくちゃカッコイイ～！」と言っていました。

面白かったです。

とは言え、これもその場限りの面白さでしょうね。

おまけにテレビ放送は余韻を残さず「ブチッ！」と切れたようなエンディングだったし。

オッさんが最後まで気になったのは

「サンドラ・ブロックってこんな蝋人形のような顔だったっけ？」

って言う事でした。

◆「オーシャンズ８ OCEAN'S 8」　2018年／アメリカ　【110分】
監督：ゲイリー・ロス　キャラクター　創造：ジョージ・クレイトン・ジョンソン／ジャック・ゴールデン・ラッセ　原案：ゲイリー・ロス　脚本：ゲイリー・ロス／オリヴィア・ミルチ　撮影：アイジル・ブリルド　出演
サンドラ・ブロック／ケイト・ブランシェット／アン・ハサウェイ／ミンディ・カリング／サラ・ポールソン／オークワフィナ／リアーナ／ヘレナ・ボナム・カーター

ブログランキングに参加しています！
FC2 Blog Ranking