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フリーマントル 著  「亡命者はモスクワをめざす」

ブライアン・フリーマントル著 稲葉明雄訳 「亡命者はモスクワをめざす」(新潮文庫/1988年刊)を読む。

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腕は抜群だが星まわりの悪いチャーリーは、ついに、国家への反逆者として懲役14年の刑を宣告されるはめとなった。

囚人仲間にいびられながら鬱々として刑務所暮らしに耐えるチャーリー。

そこへ英国情報部の工作員サンプソンが投獄されてきた。

彼はある日、チャーリーに驚くべき計画をうち明けた…。

またもやチャーリーの孤独な闘いが始まる。

果たして生きのびることは出来るか?

解説:稲葉明雄


★★★★★★★・・・(7/10)

本作は「消されかけた男」「再び消されかけて男」「呼びだされた男」「罠にかけられた男」「追いつめられた男」に続くチャーリー・マフィンシリーズの6作目です。

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国家反逆罪で投獄され、獄中で惨めな生活をおくるチャーリーがどのようにして脱獄し復帰を果たすか?

そこが最大のポイントには違いないのですが、ソ連に渡ったチャーリーの生活や旧友ベレンコフの再会、KGB局員ナターリヤとの恋、スパイ養成学校でのチャーリーの講義、そして最後のどんでん返し・・・と、見どころ満載の本作。

今回は今まで以上にチャーリーの複雑な性格が垣間見える作品かな。

面白かったです。

「呼びだされた男」「罠にかけられた男」でちょっと不満を覚えていた私にとって「消されかけた男」に次ぐ面白さでした。

やはりチャーリーはスパイでなければ・・・今後の活躍に期待。

(「~男」ってタイトルから変わったのも再出発の証か?)

ただ、一つ不満なのは・・・今回はチャーリーを完璧に欺くほどの超一流のスパイが登場します。

その野郎に主人公が最後まで騙されていた・・・ってのが、ちょっと悔しいかな。

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◆Brian Freemantle 「Charlie Muffin and Russian Rose」(1985/GBR)

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

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