荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
井筒和幸監督 「ヒーローショー (2010)」
レンタルDVDで映画「ヒーローショー」を観る。

お笑い芸人を目指しながらも将来の展望もないまま中途半端な毎日を送る気弱な青年ユウキ。
彼は、元相方の先輩・剛志に誘われヒーローショーのバイトを始める。
そんなある日、バイト仲間のノボルが剛志の彼女を寝取ったことから、2人はショーの最中に大乱闘を繰り広げる。
怒りの収まらない剛志は、知り合いのチンピラにノボルを痛めつけるよう頼み込む。
散々にやられたノボルは、仲間のツテを使い、かつて地元で一目置かれる不良としてならした元自衛官の勇気に報復の助っ人を依頼する。
やがて一連の抗争は張本人の剛志とノボルが怖じ気づくほどにまでエスカレート、その渦中にユウキもなすすべなく巻き込まれてしまい…
★★★★★★・・・・(6/10)


お笑い芸人を目指しながらも将来の展望もないまま中途半端な毎日を送る気弱な青年ユウキ。
彼は、元相方の先輩・剛志に誘われヒーローショーのバイトを始める。
そんなある日、バイト仲間のノボルが剛志の彼女を寝取ったことから、2人はショーの最中に大乱闘を繰り広げる。
怒りの収まらない剛志は、知り合いのチンピラにノボルを痛めつけるよう頼み込む。
散々にやられたノボルは、仲間のツテを使い、かつて地元で一目置かれる不良としてならした元自衛官の勇気に報復の助っ人を依頼する。
やがて一連の抗争は張本人の剛志とノボルが怖じ気づくほどにまでエスカレート、その渦中にユウキもなすすべなく巻き込まれてしまい…
★★★★★★・・・・(6/10)
2006年に起きた東大阪集団暴行殺人事件を元にした映画のようです。
お笑い芸人のジャルジャルが主演なので敬遠していましたが、その年のキネマ旬報邦画ベスト・テンに入っていると聞き、鑑賞しました。

う~ん、微妙です。
前半の、男女のもつれから暴力への連鎖に繋がる緊張感、出てくる馬鹿者たちのリアル感は良かったと思います。
心配していたジャルジャルの二人も良い意味で存在感が薄く、紳助竜介やナイナイとは違った雰囲気で、お笑い芸人の映画での新たな使い方を提示したいたように思えます・・・演技は大した事はないのですが。
ただ後半で登場人物のヒューマンな部分を描き始めてから物語は失速します。
特に私はジャルジャル2人演じる主人公たちの人物が掴めず、中途半端な気持ちで彼らの行動を追うだけでした。
途中で投げられたようなラストは・・・賛否の分かれるトコロでしょうね。
個人的にはこれで良い様に思います。
ただ、前半で感じていた恐怖や緊張感、登場人物たちへの緊張感がなくなって、後味の悪さも薄まってしまったのが難点かと。
◆「ヒーローショー」 2010年/日本 【134分】
監督:井筒和幸 脚本:吉田康弘/羽原大介/井筒和幸 撮影:木村信也 音楽:藤野浩一 出演:後藤淳平/福徳秀介/ちすん/米原幸佑/桜木涼介/林剛史/阿部亮平/石井あみ
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お笑い芸人のジャルジャルが主演なので敬遠していましたが、その年のキネマ旬報邦画ベスト・テンに入っていると聞き、鑑賞しました。

う~ん、微妙です。
前半の、男女のもつれから暴力への連鎖に繋がる緊張感、出てくる馬鹿者たちのリアル感は良かったと思います。
心配していたジャルジャルの二人も良い意味で存在感が薄く、紳助竜介やナイナイとは違った雰囲気で、お笑い芸人の映画での新たな使い方を提示したいたように思えます・・・演技は大した事はないのですが。
ただ後半で登場人物のヒューマンな部分を描き始めてから物語は失速します。
特に私はジャルジャル2人演じる主人公たちの人物が掴めず、中途半端な気持ちで彼らの行動を追うだけでした。
途中で投げられたようなラストは・・・賛否の分かれるトコロでしょうね。
個人的にはこれで良い様に思います。
ただ、前半で感じていた恐怖や緊張感、登場人物たちへの緊張感がなくなって、後味の悪さも薄まってしまったのが難点かと。
◆「ヒーローショー」 2010年/日本 【134分】
監督:井筒和幸 脚本:吉田康弘/羽原大介/井筒和幸 撮影:木村信也 音楽:藤野浩一 出演:後藤淳平/福徳秀介/ちすん/米原幸佑/桜木涼介/林剛史/阿部亮平/石井あみ
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