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藤井道人監督 「新聞記者 (2019)」

レンタルDVDで映画「新聞記者」を観る。

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日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育った東都新聞社会部の若手記者・吉岡エリカは、記者会見でただ一人鋭い質問を繰り返し、官邸への遠慮が蔓延する記者クラブの中で厄介者扱いされるばかりか、社内でも異端視されていた。

そんなある日、社会部に大学新設計画に関する極秘情報が記された匿名FAXが届き、吉岡は上司の陣野から調査を任される。

やがて内閣府の神崎という人物が浮上してくるが、その矢先、当の神崎が自殺してしまう。

神崎の死に疑問を抱いた吉岡は、やがて同じようにかつての上司であった神崎の死に疑問を持つ内閣情報調査室(内調)の若手エリート、杉原拓海と巡り会うのだったが…。


★★★★★★・・・・(6/10)

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地味なタイトルに知らない主演女優。

そこには多少魅かれていましたが、今まで食指が動かなかったのは、一番に

政府の陰謀、情報の捏造、正義の新聞記者、内部告発者の自殺、そして彼の意志を継ぎ内部告発をする男・・・

って構図が、昔の映画にはありがちの目新しさのない設定で、どっかで聞いたことのあるような内容に思えたからです。

「今さら・・」と「面倒くさそう」ってのが正直な気持ちでした。

ですが、日本アカデミー作品なので今回思い切って鑑賞しました。

で、驚いたのが

思い切りストーリーが単純だった事。

リアルなお話だと思っていましたが、観る側に親切なのか、まるで漫画のように分かりやすい物語。

事件にかかわる人間もすごく整理されていて少なく、内閣調査室とそれに関わる政府は悪、内部告発した人間や報道する記者は絶対正義、そしてその悪と正義の狭間で苦しむ官僚の3種類の人間たちのサスペンス。

う~ん、昔のアメリカ映画を思い出させます。

確かに現代の政治批判やマスコミの在り方などを問う描写、実際の事件や疑惑を取り入れた場面もありますが、基本はフィクションのポリティカルサ・スペンスで、宣伝していたほどのリアル感やそれに伴う緊張感はなかったです。

ただ、そんな事は無視して普通のドラマとして観れば結構面白いので、前評判で妙にリアルやノンフィクションの雰囲気を宣伝にしていた所が逆に仇になっている気がしました。

また、主演のシム・ウンギョンさん。

彼女の演技に文句は無いのですが、やはり日本語はちょっとたどたどしい。

なぜ彼女を主役にしながらも、日本人って設定にしたのかが、私には疑問でした。

やっぱり他の女優さんたちが嫌がった役だからですかね・・・・。

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◆「新聞記者」 2019年/日本 【113分】
監督:藤井道人 脚本:詩森ろば/高石明彦/藤井道人 原案:望月衣塑子/河村光庸 撮影:今村圭佑 音楽:岩代太郎 主題歌:OAU 出演:シム・ウンギョン/松坂桃李/本田翼/岡山天音/郭智博/長田成哉/宮野陽名/西田尚美/高橋和也/北村有起哉/田中哲司

第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀主演男優賞(松坂桃李)・最優秀主演女優賞(シム・ウンギョン)受賞
第62回ブルーリボン賞 作品賞受賞
第74回毎日映画コンクール 日本映画優秀賞受賞
日刊スポーツ映画大賞 作品賞受賞
第11回TAMA映画賞 特別賞受賞


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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