荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
沼田真佑著 「影裏」
沼田真佑著 「影裏」(文春文庫/2019年09月03日第1刷)を読む。

会社の出向で移り住んだ岩手で、ただ一人心を許したのが同僚の日浅だった。
ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。
いつしか疎遠になった男のもうひとつの顔に、「あの日」以後触れることになるのだが―。
芥川賞を受賞したデビュー作に、単行本未収録の二篇を収録した、暗い燦きを放つ三つの作品。
【収録作品】
「影裏」 (第157回芥川賞受賞作)
「廃屋の眺め」 (「文學界」2017年9月号・受賞後第一作)
「陶片」 (「文學界」2019年1月号)
解説 「倦怠の行方」 大塚真祐子
★★★★★・・・・・(5/10)

会社の出向で移り住んだ岩手で、ただ一人心を許したのが同僚の日浅だった。
ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。
いつしか疎遠になった男のもうひとつの顔に、「あの日」以後触れることになるのだが―。
芥川賞を受賞したデビュー作に、単行本未収録の二篇を収録した、暗い燦きを放つ三つの作品。
【収録作品】
「影裏」 (第157回芥川賞受賞作)
「廃屋の眺め」 (「文學界」2017年9月号・受賞後第一作)
「陶片」 (「文學界」2019年1月号)
解説 「倦怠の行方」 大塚真祐子
★★★★★・・・・・(5/10)
第122回文學界新人賞で第157回芥川賞受賞を受賞した本作。
2020年に綾野剛・松田龍平主演で映画化もされたようなので、表紙の上に映画の表紙が2重に付いていました。

今までに読んだ事のある芥川賞受賞作は
唐十郎「佐川君からの手紙」、辻仁成「海峡の光」、花村萬月「ゲルマニウムの夜」、綿矢りさ「蹴りたい背中」、西村賢太「苦役列車」・・・・ぐらいかな。
久々に芥川賞受賞作を読みましたが・・・・やっぱり純文学は私には向いていないようで・・・
文章はきれいで読みやすかったのですが、私には響くところがありませんでした。
最後にオチや謎解きを求めてしまうのは、ミステリ好きの悪いところです。
原作よりも俗っぽくなっている(であろう)映画の方を観たいと思います。
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2020年に綾野剛・松田龍平主演で映画化もされたようなので、表紙の上に映画の表紙が2重に付いていました。

今までに読んだ事のある芥川賞受賞作は
唐十郎「佐川君からの手紙」、辻仁成「海峡の光」、花村萬月「ゲルマニウムの夜」、綿矢りさ「蹴りたい背中」、西村賢太「苦役列車」・・・・ぐらいかな。
久々に芥川賞受賞作を読みましたが・・・・やっぱり純文学は私には向いていないようで・・・
文章はきれいで読みやすかったのですが、私には響くところがありませんでした。
最後にオチや謎解きを求めてしまうのは、ミステリ好きの悪いところです。
原作よりも俗っぽくなっている(であろう)映画の方を観たいと思います。
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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌
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