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ケヴィン・コルシュ/デニス・ウィドマイヤー監督 「ペット・セメタリー (2019)」

レンタルDVDで映画「ペット・セメタリー」を観る。

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家族とともにボストンから田舎町へと引っ越してきた医師のルイス。

家の裏に広がる森の中には動物たちを埋葬する謎めいた墓“ペット・セメタリー”があり、隣人の老人ジャドからは森に近づかないよう警告される。

ある日、娘のエリーがかわいがっていた飼い猫が車に惹かれて死んでしまう。

ルイスはジャドに連れられ、森の奥深くに死体を埋葬する。

すると次の日、猫は腐臭を漂わせながら凶暴な性格になって戻ってきた。

そんな中、今度は最愛のエリーが事故に遭い、帰らぬ人となってしまうのだったが…。


★★★★★★・・・・(6/10)

キングの原作は昔に読んでいますし、映画「ペット・セメタリー(1989)」「ペット・セメタリー2(1992)」も観ています。

ですが、やはり古すぎて

漠然とストーリーは覚えていますが、どちらもラストは全然覚えていない!

まぁ、原作者お墨付きの「後味の悪いお話」なので、それも原因かと。

で、再度の映像化の本作。

猫のエピソードは覚えていましたが・・・学生の死と警告はあったかな?

憶えていませんが、キング作品っぽいのは感じましたので、小説にはあったのかな。

今回、原作と決定的に違ったのは

【ネタバレ注意】

死んだのが女の子の方だったって事。

小説や以前の映画ですと死ぬのは幼い息子の方だったので、生き返ってきても猫と同じく以前の記憶や意識があるのかはしゃべらないため不明でした。

それでも親は「自分たちを親と意識し、愛してくれているはず」と信じるしかなかったのですが・・・・今回の女の子は意識があって、しゃべるのですね。

そのため、何も語らない子供への恐怖は薄くなりましたが、反面、この父親の(生き返った)娘に対する愛情が濃くなった気がします。
hqdefault_2020110118281994f.jpg

そこら辺は変えて良かったと思いましたが、どうもその後の展開からが煩雑だった気がします。

オチに至っては・・・まぁ、アダムス・ファミリーを思い出しましたね(笑)。

この物語はホラーでありながら、残された家族の悲しみを描いている部分が原作及び以前の映画への評価に繋がったと思われますが、今回の映画はそこの部分はちょっと軽かったように感じました。

ホラー映画としてはこのラストは・・・・悪く言えば「ありきたり」なんですが、私はアリだと思います。

ですが、「ペット・セマタリー」と言うキングの物語としてはどうなんでしょう。

なんか考えていると1989年度版が観たくなってきました・・・・

◆「ペット・セメタリー PET SEMATARY」 2019年/アメリカ 【101分】
監督:ケヴィン・コルシュ/デニス・ウィドマイヤー 原作:スティーヴン・キング 原案:マット・グリーンバーグ 脚本:ジェフ・ブーラー 撮影:ローリー・ローズ 音楽:クリストファー・ヤング 出演:ジェイソン・クラーク/エイミー・サイメッツ/ジョン・リスゴー/ジェテ・ローレンス/オバッサ・アーメド/アリッサ・レヴィン

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