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阪本順治監督 「半世界 (2018)」

レンタルDVDで映画「半世界」を観る。

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とある地方都市で、妻の初乃と中学生の息子・明と暮らす39歳の高村紘。

父から受け継いだ備長炭づくりを生業とする紘だったが、今の仕事に特別な思い入れがあるわけでもなく、その一方で仕事を理由に家のことは初乃に任せきり。

そんな単調な日常をただやり過ごすだけの毎日が続いていたある日、中学時代からの親友で、自衛隊員をしていた沖山瑛介が妻子とも別れて一人で突然の帰郷を果たす。

紘は、同じ中学の同級生・岩井光彦も交え、久々に3人で酒を酌み交わす。

瑛介は何か深い事情を抱えているようだったが、多くを語ろうとはしなかった。

一方紘は、反抗期の息子に無関心なことを光彦に鋭く指摘され思いがけず動揺してしまうのだったが…。


★★★★★★・・・・(6/10)

田舎の狭い人間関係の世界で生きる2人と、世界の現実を見た元自衛官の幼馴染。

時間を経て再会した3人の中年男の物語。

洋画ですが「ディア・ハンター」や「ミスティック・リバー」を彷彿させ、たらたらと進む物語ながらも興味深く鑑賞しました。

美しい田舎の風景や家族・隣人との関係も相まって、観る側の郷愁を誘います。

会うと隔てた時間を忘れ、昔に戻ってしまう友人関係は私も共感できます。

途中、多少の事件や、終わりに人の死がありますが、物語自体は静かに淡々と続き、そして淡々と終わります。

世界だろうが半世界だろうが、それはこれからも続く・・・ってのがこの作品のテーマなのでしょうか。

面白かったです。

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ただ・・・難を言えば男たちが美しすぎる事。

渋川清彦氏は別として(失礼!)、主演の稲垣氏や長谷川氏がスラリと見栄えが良く、田舎の泥臭さや悲哀があまり感じられない。

まぁ、長谷川氏は都会にいた設定なので、あんな服装でも納得できるっちゃあできますが、せめて吾郎ちゃんや渋川さんは言葉のなまりくらいは欲しかった。

特に吾郎ちゃんは池脇千鶴さんのオバさん感に対し、大きな息子のいるオッさんには見えないのがラストに繋がる感動を薄めているように思えました。

もしかしたら主演ありきのキャスティングだったのかもしれませんが、正直、個人的には別の役者の方が良かった気がしてしまいましたね。

◆「半世界」 2018年/日本 【119分】
監督:阪本順治 脚本:阪本順治 撮影:儀間眞悟 音楽:安川午朗 出演:稲垣吾郎/長谷川博己/渋川清彦/池脇千鶴/竹内都子/杉田雷麟/信太昌之/菅原あき/堀部圭亮

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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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