荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
中村義洋監督 「ゴールデンスランバー (2009)」 【2】
BSで放送していた映画「ゴールデンスランバー」を観る。

仙台に暮らすごく平凡な30歳の独身男、青柳雅春。
金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出された彼は、“お前、オズワルドにされるぞ。
とにかく逃げろ”と謎の警告を受ける。
その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。
訳もわからぬまま反射的に逃げ出した青柳は、やがて自分が身に覚えのない証拠によって首相暗殺の犯人に周到に仕立てられていくことを大量のマスコミ報道で知る。
青柳の元恋人で大学時代のサークル仲間でもある樋口晴子は、事件の報道に驚き、かつての仲間たちに連絡を取ろうとするのだが…。
★★★★★★・・・・(6/10)


仙台に暮らすごく平凡な30歳の独身男、青柳雅春。
金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出された彼は、“お前、オズワルドにされるぞ。
とにかく逃げろ”と謎の警告を受ける。
その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。
訳もわからぬまま反射的に逃げ出した青柳は、やがて自分が身に覚えのない証拠によって首相暗殺の犯人に周到に仕立てられていくことを大量のマスコミ報道で知る。
青柳の元恋人で大学時代のサークル仲間でもある樋口晴子は、事件の報道に驚き、かつての仲間たちに連絡を取ろうとするのだが…。
★★★★★★・・・・(6/10)
ヒマだったので再鑑賞です。
もともとは伊坂幸太郎氏の小説なので“日常からちょっと浮いた話”で、リアル感はありません。
また、(これも伊坂氏なので)舞台は仙台市で、作中に音楽が引用されています。
おまけに“人との繋がり”を描いた作品なので、事件自体の真相を明かされる事は無く、物語は完結しています。
つまりは
地方都市で起こった非現実的な事件を、ハートフル&コメディタッチで描いた、結論のないサスペンス映画。
・・・と聞くと、面白くない解説ですね(笑)。
ですが、これがなかなか面白い。
魅力的な登場人物たちに、序盤からはられた多くの伏線。
そして、それが回収される爽快感。
よく考えると何人も人が死んでいるし、主人公は結局逃げたままなのに、カタルシスまで感じてしまうラスト。
深く突っ込まないで観れば、とても面白いエンタメ映画。
先が分かっているのですが、最後まで飽きることなく楽しめました。
濱田岳さん、ベンガルさん、劇団ひとりさん、柄本明さん、でんでんさん、伊東四朗さん、出てたんですね、良い役ですが忘れていました。
ソニンさん、久々にお顔を見た気がします。
香川照之さんは、このころからこんな役だったのですね。
中でも今回気が付いたのは
滝藤賢一さんじゃないですか?
当時はまだそれほどお顔が売れていなかったので気が付きませんでした。

そして竹内結子さん。
日本映画は未来におけるは大切な逸材を失ってしまいました。
残念でなりません。
◆「ゴールデンスランバー」 2009年/日本 【139分】
監督:中村義洋 原作:伊坂幸太郎 脚本:中村義洋/林民夫/鈴木謙一 撮影:小松高志 音楽:斉藤和義 主題歌:斉藤和義 出演:堺雅人/竹内結子/吉岡秀隆/劇団ひとり/柄本明/濱田岳/渋川清彦/ベンガル/大森南朋/貫地谷しほり/相武紗季/永島敏行/石丸謙二郎/ソニン/でんでん/滝藤賢一/木下隆行/木内みどり/竜雷太/伊東四朗/香川照之
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もともとは伊坂幸太郎氏の小説なので“日常からちょっと浮いた話”で、リアル感はありません。
また、(これも伊坂氏なので)舞台は仙台市で、作中に音楽が引用されています。
おまけに“人との繋がり”を描いた作品なので、事件自体の真相を明かされる事は無く、物語は完結しています。
つまりは
地方都市で起こった非現実的な事件を、ハートフル&コメディタッチで描いた、結論のないサスペンス映画。
・・・と聞くと、面白くない解説ですね(笑)。
ですが、これがなかなか面白い。
魅力的な登場人物たちに、序盤からはられた多くの伏線。
そして、それが回収される爽快感。
よく考えると何人も人が死んでいるし、主人公は結局逃げたままなのに、カタルシスまで感じてしまうラスト。
深く突っ込まないで観れば、とても面白いエンタメ映画。
先が分かっているのですが、最後まで飽きることなく楽しめました。
濱田岳さん、ベンガルさん、劇団ひとりさん、柄本明さん、でんでんさん、伊東四朗さん、出てたんですね、良い役ですが忘れていました。
ソニンさん、久々にお顔を見た気がします。
香川照之さんは、このころからこんな役だったのですね。
中でも今回気が付いたのは
滝藤賢一さんじゃないですか?
当時はまだそれほどお顔が売れていなかったので気が付きませんでした。

そして竹内結子さん。
日本映画は未来におけるは大切な逸材を失ってしまいました。
残念でなりません。
◆「ゴールデンスランバー」 2009年/日本 【139分】
監督:中村義洋 原作:伊坂幸太郎 脚本:中村義洋/林民夫/鈴木謙一 撮影:小松高志 音楽:斉藤和義 主題歌:斉藤和義 出演:堺雅人/竹内結子/吉岡秀隆/劇団ひとり/柄本明/濱田岳/渋川清彦/ベンガル/大森南朋/貫地谷しほり/相武紗季/永島敏行/石丸謙二郎/ソニン/でんでん/滝藤賢一/木下隆行/木内みどり/竜雷太/伊東四朗/香川照之
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