荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
ジャック・ヒギンズ著 「雨の襲撃者」
ジャック・ヒギンズ著 伏見威蕃訳 「雨の襲撃者」(早川書店/ハヤカワ文庫NV/1988年第2刷)を読む。

名だたるIRAの闘士ショーン・ロウガンは、服役中の刑務所からの脱獄に成功した。
脱獄の手引きをしたのは、IRAの大物コラム・オモア。
やがてオモアの隠れ家にたどり着いたロウガンは、そこで重大な仕事を依頼される。
組織の資金調達のため、現金輸送車を襲撃してほしいというのだ。
敬愛するオモアのため、ロウガンは仕事を引き受けた。
ロンドン警視庁の追跡の手が伸びる中、彼は綿密に練り上げた襲撃計画を実行に移すが…。
雄大な自然が残るイングランド北部の湖水地方を舞台に、哀愁を帯びた筆致で描く冒険アクション!文庫オリジナル。
★★★★★・・・・・(5/10)

名だたるIRAの闘士ショーン・ロウガンは、服役中の刑務所からの脱獄に成功した。
脱獄の手引きをしたのは、IRAの大物コラム・オモア。
やがてオモアの隠れ家にたどり着いたロウガンは、そこで重大な仕事を依頼される。
組織の資金調達のため、現金輸送車を襲撃してほしいというのだ。
敬愛するオモアのため、ロウガンは仕事を引き受けた。
ロンドン警視庁の追跡の手が伸びる中、彼は綿密に練り上げた襲撃計画を実行に移すが…。
雄大な自然が残るイングランド北部の湖水地方を舞台に、哀愁を帯びた筆致で描く冒険アクション!文庫オリジナル。
★★★★★・・・・・(5/10)
古本を整理していた時に出てきた一冊です。
著者の作品は「死にゆく者への祈り」や「鷲は舞い降りた」 ぐらいしか読んでいません。
そんな中で
「一応、有名な作家なのでもっと読んでおこう」
と思い、厚さ薄めの本書を購入しながらも、結局は読まなかった1冊だろうと思います。
「コパーヘッド」に続き、こちらも30年ぶりで読み始めました。
う~ん
昔のハードボイルド・アクション映画のようなお話ですね。
信念に生きる伝説の闘士。
一昔前なら主役はスタローンかシュワルツネッガー、はたまたスティーヴン・セガールか?
それとも今ではジェイソン・ステイサム?キアヌ・リーヴス?
日本だったら高倉健か渡辺謙か?
脱獄~強盗~裏切りの展開はなんとなく昔観た「ゲッタウェイ」を思い出させます・・・ラストの愛する女性と逃避行ってのも。
面白いのですがそれはどこか安心して読める面白さで、ハラハラドキドキよりも、主人公のキャラの魅力を楽しむ、ハードボイルド小説に近い面白さです。
この主人公の続編を読んでみたい・・・と思わせますが、たぶん無いのでしょうね。
調べたら、「文庫オリジナル」って謳っていながら、実は別名義で書いた作品らしいので。

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著者の作品は「死にゆく者への祈り」や「鷲は舞い降りた」 ぐらいしか読んでいません。
そんな中で
「一応、有名な作家なのでもっと読んでおこう」
と思い、厚さ薄めの本書を購入しながらも、結局は読まなかった1冊だろうと思います。
「コパーヘッド」に続き、こちらも30年ぶりで読み始めました。
う~ん
昔のハードボイルド・アクション映画のようなお話ですね。
信念に生きる伝説の闘士。
一昔前なら主役はスタローンかシュワルツネッガー、はたまたスティーヴン・セガールか?
それとも今ではジェイソン・ステイサム?キアヌ・リーヴス?
日本だったら高倉健か渡辺謙か?
脱獄~強盗~裏切りの展開はなんとなく昔観た「ゲッタウェイ」を思い出させます・・・ラストの愛する女性と逃避行ってのも。
面白いのですがそれはどこか安心して読める面白さで、ハラハラドキドキよりも、主人公のキャラの魅力を楽しむ、ハードボイルド小説に近い面白さです。
この主人公の続編を読んでみたい・・・と思わせますが、たぶん無いのでしょうね。
調べたら、「文庫オリジナル」って謳っていながら、実は別名義で書いた作品らしいので。

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