荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
グスタフ・モーラー監督 「ギルティ (2018)」
レンタルDVDで映画「ギルティ」を観る。

捜査中のトラブルにより現場を外された警察官のアスガー。
今は緊急通報指令室のオペレーター勤務で、元の職場への復帰を目前にしていた。
そんな彼がある夜受けた通報は、今まさに誘拐されているという女性からのものだった。
彼女の名はイーベン。
走行中の車の中から、携帯電話で掛けていた。
その電話から聞こえる声と音だけを手掛かりに、犯人の特定とイーベンの救出に全力を尽くすアスガーだったが…。
★★★★★★・・・・(6/10)


捜査中のトラブルにより現場を外された警察官のアスガー。
今は緊急通報指令室のオペレーター勤務で、元の職場への復帰を目前にしていた。
そんな彼がある夜受けた通報は、今まさに誘拐されているという女性からのものだった。
彼女の名はイーベン。
走行中の車の中から、携帯電話で掛けていた。
その電話から聞こえる声と音だけを手掛かりに、犯人の特定とイーベンの救出に全力を尽くすアスガーだったが…。
★★★★★★・・・・(6/10)
緊急通報指令室という限られた空間を舞台に、電話から聞こえてくる声と音だけを頼りに誘拐事件の解決に当たるオペレーターの奮闘を、極限の緊迫感と予測不能の展開で描き、サンダンス映画祭観客賞をはじめ各方面から高い評価を受けたデンマーク製クライム・サスペンス
と聞き、期待して鑑賞。
一つの部屋で、ほぼ登場人物は一人。
彼と電話の相手(声のみ)で物語は進みます。
舞台劇を彷彿させるこのアイデア勝負(低予算?)の演出に、観ている側は全神経を耳に集め、次の電話で何が起こるのかわからない緊張感に包まれます。
思う様に事が運ばない主人公のイライラした態度も不快に思いながらも納得できます。

とても面白かったのですが・・・
いかんせん映像に変化がないため迫力や派手さに欠けます。
そのために途中より物語を180度反転させるどんでん返しの展開や主人公自身のお話などを持って来ていて、とても計算されたお話だとは思いましたが、個人的には物足りなかったです。
まぁ、一言で言えば
やっぱり映画にゃ迫力ある映像が欲しい
って事でしょうか。
そして
本作に仕掛けられたトリックや演出が
迫力のある映像にとって代わるほどではなかった
と言うことだと思います。
目新しいので人には薦めますが、私自身2度は観ないでしょう。
◆「THE GUILTY/ギルティ DEN SKYLDIGE」 2018年/デンマーク 【88分】
監督:グスタフ・モーラー 脚本:グスタフ・モーラー/エミール・ニゴー・アルバートセン 撮影:ヤスパー・J・スパンニング 編集:カーラ・ルフェ 音楽:カール・コールマン/カスパー・ヘッセラーガー 出演:ヤコブ・セーダーグレン 声の出演:イェシカ・ディナウエ/ヨハン・オルセン/オマール・シャガウィー/カティンカ・エヴァース=ヤーンセン
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と聞き、期待して鑑賞。
一つの部屋で、ほぼ登場人物は一人。
彼と電話の相手(声のみ)で物語は進みます。
舞台劇を彷彿させるこのアイデア勝負(低予算?)の演出に、観ている側は全神経を耳に集め、次の電話で何が起こるのかわからない緊張感に包まれます。
思う様に事が運ばない主人公のイライラした態度も不快に思いながらも納得できます。

とても面白かったのですが・・・
いかんせん映像に変化がないため迫力や派手さに欠けます。
そのために途中より物語を180度反転させるどんでん返しの展開や主人公自身のお話などを持って来ていて、とても計算されたお話だとは思いましたが、個人的には物足りなかったです。
まぁ、一言で言えば
やっぱり映画にゃ迫力ある映像が欲しい
って事でしょうか。
そして
本作に仕掛けられたトリックや演出が
迫力のある映像にとって代わるほどではなかった
と言うことだと思います。
目新しいので人には薦めますが、私自身2度は観ないでしょう。
◆「THE GUILTY/ギルティ DEN SKYLDIGE」 2018年/デンマーク 【88分】
監督:グスタフ・モーラー 脚本:グスタフ・モーラー/エミール・ニゴー・アルバートセン 撮影:ヤスパー・J・スパンニング 編集:カーラ・ルフェ 音楽:カール・コールマン/カスパー・ヘッセラーガー 出演:ヤコブ・セーダーグレン 声の出演:イェシカ・ディナウエ/ヨハン・オルセン/オマール・シャガウィー/カティンカ・エヴァース=ヤーンセン
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