荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
深作欣二監督 「里見八犬伝(1983)」
録画した映画「里見八犬伝」を観る。

悪霊につかえ、不死身の妖怪となった玉梓は、かつて里見家に征伐された恨みを抱いて館山城に攻め入った。
里見一族は虐殺され、静姫だけが生きのびる。
その姫の前に仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の各字を刻んだ八つの霊玉を持った八剣士が集まる。
妖怪軍団の巣窟へ攻め入り、激闘の中で一人一人命を失ってゆく八剣士の中、親兵衛と静姫は最後の力で玉梓に挑むのであった。
★★★★★★・・・・(6/10)


悪霊につかえ、不死身の妖怪となった玉梓は、かつて里見家に征伐された恨みを抱いて館山城に攻め入った。
里見一族は虐殺され、静姫だけが生きのびる。
その姫の前に仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の各字を刻んだ八つの霊玉を持った八剣士が集まる。
妖怪軍団の巣窟へ攻め入り、激闘の中で一人一人命を失ってゆく八剣士の中、親兵衛と静姫は最後の力で玉梓に挑むのであった。
★★★★★★・・・・(6/10)
薬師丸ひろ子さんも岡田奈々さんも可愛らしく、志穂美悦子さんも夏木マリさんもキリリとお美しい。
八犬士にムスカとギャバンと組紐屋と大門軍団がいたのは忘れていました。
観ていてつくづく感じるのは、
「あぁ、金かかってるな~」
って事。
CGのない時代。
実際に作らなきゃならない時代。
巨大なセットに化け物に死体。
実際に撮らなきゃならない時代。
大勢の兵士や農民、木々を飛び回る主人公に、崩れ落ちる城。
本物の迫力と実物であるが故のチープさの共演。
配役も含め娯楽映画にこれだけ金をかけたエンタメ作品は、さすがカドカワ映画全盛期の勢いを感じさせてくれます。
ただ今の時代で観ると、脚本や演出が少々まどろっこしく、観ている側が気恥ずかしい場面もちらほらと・・・あれ、そこら辺は当時も同じかな?
深作監督の「魔界転生」が大好きだった私としては、劇場に行った時も本作のそんな部分には批判的だったかも。
まぁ、今ではソコも含めて楽しめるようになっていますが。
私的にも本作が角川映画のピークだったかな。
◆「里見八犬伝」 1983年/日本 【136分】
監督:深作欣二 原作:鎌田敏夫 脚本:鎌田敏夫/深作欣二 撮影:仙元誠三 特撮監督:矢島信男 音楽:NOBODY 出演:薬師丸ひろ子/真田広之/千葉真一/寺田農/志穂美悦子/京本政樹/大葉健二/福原拓也/苅谷俊介/目黒祐樹/夏木マリ/萩原流行/浜田明/ヨネヤマママコ/汐路章/高柳良一/成田三樹夫/岡田奈々 声の出演:松坂慶子
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八犬士にムスカとギャバンと組紐屋と大門軍団がいたのは忘れていました。
観ていてつくづく感じるのは、
「あぁ、金かかってるな~」
って事。
CGのない時代。
実際に作らなきゃならない時代。
巨大なセットに化け物に死体。
実際に撮らなきゃならない時代。
大勢の兵士や農民、木々を飛び回る主人公に、崩れ落ちる城。
本物の迫力と実物であるが故のチープさの共演。
配役も含め娯楽映画にこれだけ金をかけたエンタメ作品は、さすがカドカワ映画全盛期の勢いを感じさせてくれます。
ただ今の時代で観ると、脚本や演出が少々まどろっこしく、観ている側が気恥ずかしい場面もちらほらと・・・あれ、そこら辺は当時も同じかな?
深作監督の「魔界転生」が大好きだった私としては、劇場に行った時も本作のそんな部分には批判的だったかも。
まぁ、今ではソコも含めて楽しめるようになっていますが。
私的にも本作が角川映画のピークだったかな。
◆「里見八犬伝」 1983年/日本 【136分】
監督:深作欣二 原作:鎌田敏夫 脚本:鎌田敏夫/深作欣二 撮影:仙元誠三 特撮監督:矢島信男 音楽:NOBODY 出演:薬師丸ひろ子/真田広之/千葉真一/寺田農/志穂美悦子/京本政樹/大葉健二/福原拓也/苅谷俊介/目黒祐樹/夏木マリ/萩原流行/浜田明/ヨネヤマママコ/汐路章/高柳良一/成田三樹夫/岡田奈々 声の出演:松坂慶子
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