荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
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リュック・ベッソン監督 「ANNA/アナ(2019)」
レンタルDVDで映画「ANNA/アナ」を観る。

1990年、モスクワ。
露店でマトリョーシカ人形を売っていた大学生のアナは、パリのモデル事務所にスカウトされるや瞬く間にトップモデルとなり、事務所の共同経営者オレグと付き合い始める。
そしてある時、オレグが武器商人という裏の顔を打ち明けると、アナは躊躇なく彼を撃ち殺す。
彼女の正体はKGBによって造り上げられた殺し屋で、オレグの暗殺は、KGBの上官オルガによって課された最終テストだった。
こうして正式採用となったアナは、パリでトップモデルとして活躍する傍ら、オルガの指示の下、過酷なミッションをこなしていくのだったが…。
★★★★★★★・・・(7/10)


1990年、モスクワ。
露店でマトリョーシカ人形を売っていた大学生のアナは、パリのモデル事務所にスカウトされるや瞬く間にトップモデルとなり、事務所の共同経営者オレグと付き合い始める。
そしてある時、オレグが武器商人という裏の顔を打ち明けると、アナは躊躇なく彼を撃ち殺す。
彼女の正体はKGBによって造り上げられた殺し屋で、オレグの暗殺は、KGBの上官オルガによって課された最終テストだった。
こうして正式採用となったアナは、パリでトップモデルとして活躍する傍ら、オルガの指示の下、過酷なミッションをこなしていくのだったが…。
★★★★★★★・・・(7/10)
犯罪に関わってしまった女性がスカウトされ殺し屋に成長すると言う、前半の物語の流れは監督の「ニキータ」にとても良く似ています。
だからでしょうか、今回は物語の時間軸をズラす事で観客を騙す演出が加わっています。
後半も「ニキータ」の流れに似てはいるのですが、主人公だけでなく、組織や個人の思惑が絡み合い、二転三転のラストが待っています。
ベッソン監督なのでどうしても過去の作品と比べてしまうのですが、
これはこれで十分に面白かった。
(本作はリメイクではないけど)リメイクって絶対に全作の方が良かったと思わせる場面があるのですが、本作は「ニキータ」の劣化や二番煎じを感じさせることなく、最後まで気持ちよく鑑賞することができました。
主人公の女性も、化粧、髪型(かつら)ファッションで全然違う印象を受けるのも観ていて楽しかったし。
「LUCY/ルーシー」以後はご無沙汰だったベッソン監督の久々のヒットって気がします。
終わった後
「結局は見つかって殺されるのだろうな・・・」
なんて、思いましたが、よく考えるとこの後ソビエトは崩壊するので、結局はハッピーエンドか。

◆「ANNA/アナ」 2019年/フランス・アメリカ 【119分】
監督:リュック・ベッソン 脚本:リュック・ベッソン 撮影:ティエリー・アルボガスト 音楽:エリック・セラ 出演:サッシャ・ルス/ルーク・エヴァンス/キリアン・マーフィ/ヘレン・ミレン/アレクサンドル・ペトロフ
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だからでしょうか、今回は物語の時間軸をズラす事で観客を騙す演出が加わっています。
後半も「ニキータ」の流れに似てはいるのですが、主人公だけでなく、組織や個人の思惑が絡み合い、二転三転のラストが待っています。
ベッソン監督なのでどうしても過去の作品と比べてしまうのですが、
これはこれで十分に面白かった。
(本作はリメイクではないけど)リメイクって絶対に全作の方が良かったと思わせる場面があるのですが、本作は「ニキータ」の劣化や二番煎じを感じさせることなく、最後まで気持ちよく鑑賞することができました。
主人公の女性も、化粧、髪型(かつら)ファッションで全然違う印象を受けるのも観ていて楽しかったし。
「LUCY/ルーシー」以後はご無沙汰だったベッソン監督の久々のヒットって気がします。
終わった後
「結局は見つかって殺されるのだろうな・・・」
なんて、思いましたが、よく考えるとこの後ソビエトは崩壊するので、結局はハッピーエンドか。

◆「ANNA/アナ」 2019年/フランス・アメリカ 【119分】
監督:リュック・ベッソン 脚本:リュック・ベッソン 撮影:ティエリー・アルボガスト 音楽:エリック・セラ 出演:サッシャ・ルス/ルーク・エヴァンス/キリアン・マーフィ/ヘレン・ミレン/アレクサンドル・ペトロフ
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