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綾辻行人著 「奇面館の殺人」

綾辻行人著「奇面館の殺人」(講談社ノベルス/2012年1月刊)を読む。

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奇面館主人・影山逸史に招かれた六人の男たち。

館に伝わる奇妙な仮面で全員が“顔”を隠すなか、妖しく揺らめく“もう一人の自分”の影…。

季節外れの吹雪で館が孤立したとき、“奇面の間”に転がった凄惨な死体は何を語る?

前代未聞の異様な状況下、名探偵・鹿谷門実が圧巻の推理を展開する。

名手・綾辻行人が技巧の限りを尽くして放つ「館」シリーズ、直球勝負の書き下ろし最新作。


★★★★★★★・・・(7/10)

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著者の「館シリーズ」第9弾です。

古本屋で見つけ、久々に「館シリーズ」を読もうと思い購入しました。

で、前に読んだのはいつだったかな?と自身のブログを確認したら・・・2013年・・・7年以上も前なのに驚きました。

また、第8作の「びっくり館の殺人」を読んでいないのにも驚きました。

長年読んできた作品なのに「何故だろう?」と思い、第7作の「暗黒館の殺人」の自身の記事を読んだところ・・・

かなり批判的な内容で

長年お付き合いしてきた「館シリーズ」ですが、お別れの時が来たようです。
加えて
著者の作品を読む事はもう無いでしょう。


と〆ていました。

「暗黒館の殺人」の内容と共に

すっかり忘れていました(笑)。

だから「びっくり館の殺人」も読まなかったのか・・・と我ながら納得しました。

ですが、歳食って読める&読みたい作品が少なくなった昨今、また読みたくなって買ったのも何かのご縁でしょうから、この分厚いお話をじっくりと読ませていただきました。

文藝春秋「週刊文春ミステリーベスト10」第7位で別冊宝島「このミステリーがすごい!」第9位、探偵小説研究会編「本格ミステリ・ベスト10」第3位、早川書房「ミステリが読みたい!」第8位の作品です。

煽り文に“直球勝負”とあるように、主人公の推理炸裂の「奇想の本格推理」でした。

以前の館シリーズを思い出し、とても面白かったです。

個人的には仮面と指のトリックが「あっ!そう言う事か!」と目から鱗でした・・・本格推理ファンは(著者のミスリードもあり)どうしてももっと複雑な理由を考えてしまいがちで、一般の推理小説では単純な理由をこの世界観では思いつきませんでした。

また、ラストの名前に関しても、「実際にはあまり考えられんな・・・」と思いながらも、著者のこの世界観では「あり」のお話なので感心しました。

舞台が1980年代なので「携帯電話の不在」や「DNA鑑定の信憑性」などもオッさんには懐かしく感じました。

次回作も期待・・・と思いましたが、あとがきを読んだら次回第10作目で館シリーズは終了ですか。

時間がかかってもいいので、最終回にふさわしい「館」を期待しつつ、まだ読んでいない「びっくり館」を読んで待とうと思います。

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