荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
クリスティーナ・チョー監督 「ナンシー (2018)」
レンタルDVDで映画「ナンシー」を観る。

親の顔も知らず、生まれてからずっと暗い闇の中で生きてきたナンシー。
特技は嘘をつくこと。
ある日、彼女は5歳で行方不明になった娘を探す夫婦をTVで見かける。
その娘の30年後の似顔絵が自分と瓜二つなことに気づき接触を試みるが…。
★★★★★★・・・・(6/10)


親の顔も知らず、生まれてからずっと暗い闇の中で生きてきたナンシー。
特技は嘘をつくこと。
ある日、彼女は5歳で行方不明になった娘を探す夫婦をTVで見かける。
その娘の30年後の似顔絵が自分と瓜二つなことに気づき接触を試みるが…。
★★★★★★・・・・(6/10)
「映画祭喝采!サンダンス映画祭脚本賞受賞他23ノミネート5受賞!」「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭最優秀作品賞受賞!」に釣られレンタルしました。
パッケージのビジュアルはスリラーやホラーを想像させますが、それを期待すると肩透かしを食う映画です。
これはサスペンスタッチのヒューマンドラマです。
なので物語は静かに淡々と進み、大きな盛り上がりもなく、ラストも静かに終わります。
だったら面白くないか?と問われれば・・・
う~ん、微妙。
ただ、画面から目が離せなく、結末を知りたくて最後まで観てしまうのは確か。
観ている側への説明も少ないので、こちらも主人公の言っている事がどこまで本当でどこから嘘なのか、それはあたかも他の登場人物と同じ目線で、戸惑いながら探り探り観てしまうのは監督の思うつぼでしょうか。
主人公を演じる女優さんの繊細な演技がとても良く、本作はこの女優ありきの映画だと思わせます。
個性的な役が多いスティーヴ・ブシェミも本作では静かに好演しているのも驚きました。
あっ
驚いたと言えば
製作総指揮にバーバラ・ブロッコリのお名前が。
どうやら最近は「普通の映画(笑)」の製作にも関わっているのですね・・・驚きました。

■「ナンシー Nancy」 2018年/アメリカ 【85分】
監督:クリスティーナ・チョー 脚本:クリスティーナ・チョー 撮影:ゾーイ・ホワイト 音楽:ピーター・レイバーン 出演:アンドレア・ライズボロー/スティーヴ・ブシェミ/アン・ダウド/ジョン・レグイザモ/J・スミス=キャメロン
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パッケージのビジュアルはスリラーやホラーを想像させますが、それを期待すると肩透かしを食う映画です。
これはサスペンスタッチのヒューマンドラマです。
なので物語は静かに淡々と進み、大きな盛り上がりもなく、ラストも静かに終わります。
だったら面白くないか?と問われれば・・・
う~ん、微妙。
ただ、画面から目が離せなく、結末を知りたくて最後まで観てしまうのは確か。
観ている側への説明も少ないので、こちらも主人公の言っている事がどこまで本当でどこから嘘なのか、それはあたかも他の登場人物と同じ目線で、戸惑いながら探り探り観てしまうのは監督の思うつぼでしょうか。
主人公を演じる女優さんの繊細な演技がとても良く、本作はこの女優ありきの映画だと思わせます。
個性的な役が多いスティーヴ・ブシェミも本作では静かに好演しているのも驚きました。
あっ
驚いたと言えば
製作総指揮にバーバラ・ブロッコリのお名前が。
どうやら最近は「普通の映画(笑)」の製作にも関わっているのですね・・・驚きました。

■「ナンシー Nancy」 2018年/アメリカ 【85分】
監督:クリスティーナ・チョー 脚本:クリスティーナ・チョー 撮影:ゾーイ・ホワイト 音楽:ピーター・レイバーン 出演:アンドレア・ライズボロー/スティーヴ・ブシェミ/アン・ダウド/ジョン・レグイザモ/J・スミス=キャメロン
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