荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
中田秀夫監督 「事故物件 怖い間取り (2020)」
レンタルDVDで映画「事故物件 怖い間取り」を観る。

売れない芸人の山野ヤマメは、プロデューサーから“事故物件”に住んで心霊現象を撮影出来たら番組に出演させてあげると提案される。
売れたい一心で、言われるままに不動産屋に紹介された事故物件に住み、思いがけず白い“何か”を撮影してしまうヤマメ。
番組も盛り上がり、以来ネタを求めて事故物件を転々とするようになる。
やがて“事故物件住みます芸人”として人気者になっていくヤマメだったが…。
★★★★★・・・・・(5/10)


売れない芸人の山野ヤマメは、プロデューサーから“事故物件”に住んで心霊現象を撮影出来たら番組に出演させてあげると提案される。
売れたい一心で、言われるままに不動産屋に紹介された事故物件に住み、思いがけず白い“何か”を撮影してしまうヤマメ。
番組も盛り上がり、以来ネタを求めて事故物件を転々とするようになる。
やがて“事故物件住みます芸人”として人気者になっていくヤマメだったが…。
★★★★★・・・・・(5/10)
昨今の流れでしょう。
TVや映画の作り物の世界より、YouTubeやインスタのような現実の世界の方がよりリアルで面白い。
だからこそ、本作のような「実際にあった怖い話」をわざわざ映画にするのは。
ですが、その時点で観ている側もどっちに期待していいのやら、わからなくなります。
「リアルな幽霊譚」
「作りこまれたJホラー」
本作のタイトルや主旨から言って「リアルな幽霊譚」が妥当と思われるのですが、そうするとエンタメ的な演出や演技は蛇足となります。
そうするとJホラーブームの元祖である中田監督を起用した意味も無くなるし、主役も本人にやってもらった方が・・・
なんて考えてしまいます。
そこをフォローするためでしょうか。
最初に芸人とファンの恋愛劇をぶち込んできたのは。
物語の部分=恋愛劇
実話の部分=実体験
そして最後は監督お得意のバケモノ系Jホラーを融合
で、出来上がったのが本作。
エンタメ性は上がりましたが、リアル感は薄くなり、おまけにちっとも怖くはありません。
観ているコチラが悪いのか、意味不明の場面も多々ありました(ホラーに意味を求めるのも何ですが)。
やっぱりこの手のお話は
映画ではなく「語り」が一番怖いのではないでしょうか?
それ言っちゃうとこの映画の全否定になっちゃうんですが。

◆「事故物件 怖い間取り」 2020年/日本 【111分】
監督:中田秀夫 原作:松原タニシ 脚本:ブラジリィー・アン・山田 撮影:花村也寸志 音楽:fox capture plan 出演:亀梨和也/奈緒/瀬戸康史/江口のりこ/MEGUMI/真魚/瀧川英次/木下ほうか/加藤諒
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TVや映画の作り物の世界より、YouTubeやインスタのような現実の世界の方がよりリアルで面白い。
だからこそ、本作のような「実際にあった怖い話」をわざわざ映画にするのは。
ですが、その時点で観ている側もどっちに期待していいのやら、わからなくなります。
「リアルな幽霊譚」
「作りこまれたJホラー」
本作のタイトルや主旨から言って「リアルな幽霊譚」が妥当と思われるのですが、そうするとエンタメ的な演出や演技は蛇足となります。
そうするとJホラーブームの元祖である中田監督を起用した意味も無くなるし、主役も本人にやってもらった方が・・・
なんて考えてしまいます。
そこをフォローするためでしょうか。
最初に芸人とファンの恋愛劇をぶち込んできたのは。
物語の部分=恋愛劇
実話の部分=実体験
そして最後は監督お得意のバケモノ系Jホラーを融合
で、出来上がったのが本作。
エンタメ性は上がりましたが、リアル感は薄くなり、おまけにちっとも怖くはありません。
観ているコチラが悪いのか、意味不明の場面も多々ありました(ホラーに意味を求めるのも何ですが)。
やっぱりこの手のお話は
映画ではなく「語り」が一番怖いのではないでしょうか?
それ言っちゃうとこの映画の全否定になっちゃうんですが。

◆「事故物件 怖い間取り」 2020年/日本 【111分】
監督:中田秀夫 原作:松原タニシ 脚本:ブラジリィー・アン・山田 撮影:花村也寸志 音楽:fox capture plan 出演:亀梨和也/奈緒/瀬戸康史/江口のりこ/MEGUMI/真魚/瀧川英次/木下ほうか/加藤諒
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