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中村義洋監督 「決算!忠臣蔵 (2019)」

レンタルDVDで映画「決算!忠臣蔵」を観る。

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18世紀初頭、江戸・元禄年間。赤穂藩藩主の浅野内匠頭は、江戸城内で幕府の重臣・吉良上野介に斬りかかるという刃傷沙汰を起こし、幕府より即日切腹と藩のお取り潰しという厳しい裁定が下る。

筆頭家老の大石内蔵助は、幼なじみで勘定方の矢頭長助の力を借りて残務整理に追われる日々。

そんな中、一部の藩士が仇討ちを口にして勝手な行動に出たり、討ち入りを期待する世間のプレッシャーも日増しに高まっていく。

ところが、いざ討ち入りするにも相当のお金が必要なことが判明する一方、どうにか工面した予算800両(約9500万円)はみるみる減ってしまい、いよいよ追い詰められていく大石だったが…。


★★★★★★★・・・(7/10)

忠臣蔵を金銭面の視点から描いたコメディ作品。

先立つものが無ければ敵討ちもままならない。

経理と現場と上司、それぞれの立場からのやりとりは現代社会にも通ずる経費問題。

何年か前から流行っている「お金から歴史を観る」って映画の何番煎じではありますが、それを天下の忠臣蔵にしたのは斬新な発想だと思います。

多分、実際のお話を綿密に取材・研究を重ねた、歴史的に理論武装もできているお話なのでしょう(監督の「殿、利息でござる!」もそうだったと記憶します)。

松の廊下はちょっとだけ、討ち入りにいたっては思いっきり割愛と、「通常の『忠臣蔵』ではないぞ!!」と言う制作側の意気込みは伝わる作品ではあります(これも経費節減か?)。

タイトル通りオチは「決算」。

ちょっと物足りなさは残るトコロではありますが、最後の瑤泉院(石原さとみ)には笑わせてもらいました。

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面白かったです。

ただ、残念なのは吉本色=コメディ色が強いせいか全体的に大げさな演出が多くて「実際にあった物語」に感じさせてくれないトコかな。

これは監督の「殿、利息でござる!」もそうでしたが、あれだけ素晴らしいテーマを孕んでいながら、結局は実録ではなくコメディ作品として終わってしまっていました。

本作も「忠臣蔵」の新たな視点のはずなのに、結局最後はコメディ作品、何年か経てば忘れてしまう映画だと思います。

豪華俳優陣の共演もそれに拍車をかけている気がします。

ただ・・・ね

結局はお金の話しなんで、アクションは無し、実録なのでどんでん返しは無し。

なので、観ていて途中ダレたのは事実ですし

それを回避するのに面白おかしく作るには、お笑いが一番の要素なのは観る側も分かってはいるんですが。

◆「決算!忠臣蔵」 2019年/日本 【125分】
監督:中村義洋 原作:山本博文 脚本:中村義洋 撮影:相馬大輔 音楽:高見優 出演:堤真一/岡村隆史/濱田岳/横山裕/妻夫木聡/荒川良々/大地康雄/西村まさ彦/寺脇康文/木村祐一/橋本良亮/近藤芳正/波岡一喜/笹野高史/滝藤賢一/竹内結子/西川きよし/石原さとみ/阿部サダヲ

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