荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
ジョン・カニング編集 「未解決事件19の謎」
編集:ジョン・カニング 翻訳:喜多元子「未解決事件19の謎」 (現代教養文庫/ワールド・グレーティスト・シリーズ文庫/1989年刊)を読む。

殺人が発覚しないことはめったになくとも、真犯人がわからずじまいの事件は多い。
また、「犯人」が逮捕され、事件に決着がついたと思われても、捜査過程の誤りや科学的分析の不正確さなどによって間違った判決が導き出された場合には、冤罪となったり、証拠不十分であったりして、結局真犯人は不明、ということになる。
本書は謎を残している19の事件についての追跡調査レポートである。
■収録作品
【殺したのは誰か? 】
アダムズ医師と孤独な未亡人たち:コリン・ウィルソン リンドバーグの幼児誘拐事件:ヘンリー・レスター ウオレスは本当に妻を殺したのか:コリン・ウィルソン エドウィン・バートレット毒殺事件:コリン・ウィルソン 斧で惨殺された両親 :ヘンリー・レスター 南仏キャンプ場の悲劇:ブライアン・マリナー 連続殺人鬼「ゾディアック」/:ヘンリー・レスター
【何が彼らに起こったか? 】
フレディ・ミルズの死の謎:フェントン・ブレスラー オーストラリア首相の失踪:コリン・ウィルソン 山中で消えた赤ん坊:コリン・ウィルソン 虚栄にとりつかれたヨットマン:アラン・ワイクス
【本ものか、偽ものか?】
ルドルフ・ヘスの謎:ジョック・ハズウェル チェスマンは「赤い灯強盗」か?:コリン・ウィルソン オスカー・スレーターの冤罪:コリン・ウィルソン
【事故】
ボンベイ港の大爆発:マイケル・ハードウィック ロンドン地下鉄衝突事故:アラン・ワイクス
【空と海の謎】
落ちた赤ワシー:マイケル・ハードウィック 呪われたUボート:コリン・ガンブレル メイン号の爆沈:マイケル・ハードウィック
【訳者あとがき】
★★★★★★・・・・(6/10)

殺人が発覚しないことはめったになくとも、真犯人がわからずじまいの事件は多い。
また、「犯人」が逮捕され、事件に決着がついたと思われても、捜査過程の誤りや科学的分析の不正確さなどによって間違った判決が導き出された場合には、冤罪となったり、証拠不十分であったりして、結局真犯人は不明、ということになる。
本書は謎を残している19の事件についての追跡調査レポートである。
■収録作品
【殺したのは誰か? 】
アダムズ医師と孤独な未亡人たち:コリン・ウィルソン リンドバーグの幼児誘拐事件:ヘンリー・レスター ウオレスは本当に妻を殺したのか:コリン・ウィルソン エドウィン・バートレット毒殺事件:コリン・ウィルソン 斧で惨殺された両親 :ヘンリー・レスター 南仏キャンプ場の悲劇:ブライアン・マリナー 連続殺人鬼「ゾディアック」/:ヘンリー・レスター
【何が彼らに起こったか? 】
フレディ・ミルズの死の謎:フェントン・ブレスラー オーストラリア首相の失踪:コリン・ウィルソン 山中で消えた赤ん坊:コリン・ウィルソン 虚栄にとりつかれたヨットマン:アラン・ワイクス
【本ものか、偽ものか?】
ルドルフ・ヘスの謎:ジョック・ハズウェル チェスマンは「赤い灯強盗」か?:コリン・ウィルソン オスカー・スレーターの冤罪:コリン・ウィルソン
【事故】
ボンベイ港の大爆発:マイケル・ハードウィック ロンドン地下鉄衝突事故:アラン・ワイクス
【空と海の謎】
落ちた赤ワシー:マイケル・ハードウィック 呪われたUボート:コリン・ガンブレル メイン号の爆沈:マイケル・ハードウィック
【訳者あとがき】
★★★★★★・・・・(6/10)
数年前に買って、読む本がない時に1話ずつ読んでいた本です・・・トイレやお風呂のお供でもありました。
この度、やっと読了いたしました。
本自体も薄いのですが、19の事件を紹介しているので1つのお話が数ページしかなく、サラッと読める分、「もっと知りたければ専門書を」って感じの内容なので、「リンドバーグの幼児誘拐事件」「連続殺人鬼『ゾディアック』」ぐらいしか知らない私には物足りない部分もいくつか。

ただ、本書では、一言で“未解決”といってもその内容はばらばらでバリエーションに富んでいます。
犯人が捕まらない事件、犯人が捕まってもそれが真犯人なのか疑わしい事件、事件そのものが何で起こったのか分からない事件、1つ1つの事件は時代もバラバラなので捜査方法が今とは全然違う事件もあります。
実際の事件は推理小説のように「真実はひとつ」ではないのだと教えられますし、各作者(?)の調査の結論も興味深いです。
おまけに「いつ読み終わるのか・・・」といつも思っていた本でしたので、逆に読み終わってしまうと若干の寂しさを覚えます。
何となく、似たような本をまた買ってしまう予感がします。
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この度、やっと読了いたしました。
本自体も薄いのですが、19の事件を紹介しているので1つのお話が数ページしかなく、サラッと読める分、「もっと知りたければ専門書を」って感じの内容なので、「リンドバーグの幼児誘拐事件」「連続殺人鬼『ゾディアック』」ぐらいしか知らない私には物足りない部分もいくつか。

ただ、本書では、一言で“未解決”といってもその内容はばらばらでバリエーションに富んでいます。
犯人が捕まらない事件、犯人が捕まってもそれが真犯人なのか疑わしい事件、事件そのものが何で起こったのか分からない事件、1つ1つの事件は時代もバラバラなので捜査方法が今とは全然違う事件もあります。
実際の事件は推理小説のように「真実はひとつ」ではないのだと教えられますし、各作者(?)の調査の結論も興味深いです。
おまけに「いつ読み終わるのか・・・」といつも思っていた本でしたので、逆に読み終わってしまうと若干の寂しさを覚えます。
何となく、似たような本をまた買ってしまう予感がします。
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