荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
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石持浅海著 「ブック・ジャングル」
石持浅海著 「ブック・ジャングル」(文藝春秋/文春文庫/2013年刊)を読む。

逃げろ!! 凶暴ヘリから。
獰猛な殺意から。
閉鎖された市立図書館が戦場と化した――。
沖野国明は昆虫学のフィールドワークからの帰国後、思い出の場所、市立図書館が閉鎖されたことを知る。
見納めのため友人と深夜の図書館に忍び込み、高校を卒業したての女子三人組に出会う。
そして彼ら不法侵入者達にとって予期せぬ苛酷な一夜が幕を開けた――。
姿を見せぬ襲撃者の目的は何なのか?
閉鎖状況に追い込まれた人間達の心理を描いて秀逸な書き手が、“真夜中の図書館”という閉鎖空間に挑戦。
恐怖と緊迫感が炸裂する強力長編!
★★★★★・・・・・(5/10)

逃げろ!! 凶暴ヘリから。
獰猛な殺意から。
閉鎖された市立図書館が戦場と化した――。
沖野国明は昆虫学のフィールドワークからの帰国後、思い出の場所、市立図書館が閉鎖されたことを知る。
見納めのため友人と深夜の図書館に忍び込み、高校を卒業したての女子三人組に出会う。
そして彼ら不法侵入者達にとって予期せぬ苛酷な一夜が幕を開けた――。
姿を見せぬ襲撃者の目的は何なのか?
閉鎖状況に追い込まれた人間達の心理を描いて秀逸な書き手が、“真夜中の図書館”という閉鎖空間に挑戦。
恐怖と緊迫感が炸裂する強力長編!
★★★★★・・・・・(5/10)
「彼女が追ってくる」から2年半ぶりに石持作品を読みました。
いや~、著者の作品は10冊ほど読んでいるのですが
本作がダントツで一番面白くなかったです。
男女5人が閉鎖された図書館の中で、小型のラジコンヘリに襲われ、逃げ回って、1人が殺され、今度は反撃して・・ってストーリー。
犯人やその動機は話が進むにつれ少しずつ見えて来ますが
全体のほとんどは5人がただただ逃げて「どうしよう」って言っているお話です。
映像にしたらまた別かもしれませんが、小説ですと
飽きます。
おまけに
私が著者の作品で一番好きなのは
「登場人物たちが議論し真相を見つける」
ってシチュエーションなんですが、本作ではそれが少なく、代わりにどうでもいいような説明描写が多かった。
何よりも
小型のラジコンヘリに襲われてそんなに怖いか?って事に尽きます。
今となってはラジコンヘリなんかよりドローンにすればもっと緊張感がわいた気もしますが、本作は2011年度作品・・・う~ん、ドローンが一般周知されていたかは微妙な時期ですね。
最後にどんでん返しもありません。
著者のあとがきを読むとけっこう冒険をし、力を入れた作品のようですが
すみません、以前に著者の作品に戻ってほしい私です。
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いや~、著者の作品は10冊ほど読んでいるのですが
本作がダントツで一番面白くなかったです。
男女5人が閉鎖された図書館の中で、小型のラジコンヘリに襲われ、逃げ回って、1人が殺され、今度は反撃して・・ってストーリー。
犯人やその動機は話が進むにつれ少しずつ見えて来ますが
全体のほとんどは5人がただただ逃げて「どうしよう」って言っているお話です。
映像にしたらまた別かもしれませんが、小説ですと
飽きます。
おまけに
私が著者の作品で一番好きなのは
「登場人物たちが議論し真相を見つける」
ってシチュエーションなんですが、本作ではそれが少なく、代わりにどうでもいいような説明描写が多かった。
何よりも
小型のラジコンヘリに襲われてそんなに怖いか?って事に尽きます。
今となってはラジコンヘリなんかよりドローンにすればもっと緊張感がわいた気もしますが、本作は2011年度作品・・・う~ん、ドローンが一般周知されていたかは微妙な時期ですね。
最後にどんでん返しもありません。
著者のあとがきを読むとけっこう冒険をし、力を入れた作品のようですが
すみません、以前に著者の作品に戻ってほしい私です。
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