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フリーマントル著 「顔をなくした男」 (下)

ブライアン・フリーマントル著 「顔をなくした男」(新潮文庫/2012年刊)を読む。

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ロシア連邦保安局副長官の亡命計画にMI6も乗り出し、事態は内部抗争の様相を呈しだした。

政府や同僚の助けを得られぬばかりか尾行まで張りついたチャーリーは、それでも密かにイギリスを出国、妻と娘を逃すべくモスクワへと向かう。

孤立無援の潜伏生活の末に、やっとの思いで接触した妻ナターリヤは、だがこの計画に動揺する。

頑ななまでに怯える妻の陰には新たな陰謀が―。


★★★★★★★・・・(7/10)

本作を読み終わった時に備え、ネットなどで続巻の「魂をなくした男」を探していましたが、そのたび目が行ってしまうのは本の内容・・・

「魂をなくした男(上)」内容(「BOOK」データベースより) 「チャーリー・マフィンはモスクワの空港で妻ナターリヤと娘を英国へ逃がすも、自身は銃撃で負傷、病院に運ばれ当局が尋問を始める。MI6はロシア連邦保安局副長官の亡命に成功するが、彼は息子が合流しないかぎり英政府には何も情報を提供しないと黙秘。MI5の保護下に置かれたナターリヤもまた、チャーリーを連れ戻すまでは、と協力を拒否している。大好評3部作、遂に完結。」

・・・そうか、最後は妻と娘は亡命するが、チャーリーは撃たれてロシア側に連行されるんだ・・・

と、本作を読んでいる人間にはまるっきりネタバレですね・・・ちょっと悲しい。

本作下巻では一気に物語が進み、イギリス情報部内部の権力闘争と責任の擦り付け合い・・・ロシアは今回は大人しいものです。

そんな中、チャーリーはただただ妻と娘の亡命だけを目的に行動を開始しますが・・・

そうか、最後は妻と娘は亡命するが、チャーリーは撃たれてロシア側に連行されるんだ

・・・って事が頭にあるので、内容を楽しむよりも、早くそこにたどり着こうってちょっと焦った読み方をしてしまいました。

また、次回作を手に入れてないのでもっとじっくり読みたかったのですが。

ただ、やっぱりラストに近くなるにしたがって、自ずと盛り上がってくるのです。

どうやって妻と娘を逃がすのか?

誰がチャーリーを撃つのか?

そして最後にチャーリーは意外(?)な人物と再会。

やっぱり面白かったです。

さて、次回作を手に入れるまでしばらく本作はお休みです。

30年続いたシリーズ(私が読み直したのは最近ですが)にどう決着がつくのか?

続きが楽しみでもあり、ちょっと寂しい気もします。

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◆Brian Freemantle 「RED STAR Eclipse」(2009/GBR)

※日本版のタイトル(原題)が「RED STAR Eclipse」なのに対し、海外版の原題が「RED STAR BURNING」になっているのはなぜでしょう?

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