荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
景山民夫著 「トラブル・バスター」 【物置整理030】
■景山民夫著 「トラブル・バスター」シリーズ 全4作

○「トラブル・バスター」(マガジンハウス/BRUTUS BOOKS/1988年5月第1刷・1990年2月第5刷
9話収録 あとがき:景山民夫
軽快無比! スリルと笑いのハードボイルド活劇!!
関東テレビ総務課制作庶務係 宇賀神邦彦。タレントや局の連中が撒きちらす面倒ごとを裏側から始末する、落ちこぼれテレビ屋だ。人は彼をトラブル・バスターと呼ぶ。
宇賀神邦彦。」関東テレビ総務部総務課制作庶務係。人呼んで、トラブル・バスター。タレントや局の連中が撒きちらす面倒ごとを裏側から始末する、落ちこぼれのテレビ屋だ。彼の仕事はいつも、田所局長のお決まりのセリフで始まる。「宇賀神か?バカヤロー」
○「トラブル・バスター2」(マガジンハウス/BRUTUS BOOKS/1989年12月第1刷・1989年12月第2刷
8話収録 藤原カムイ著「Trouble Buster on Sunday morning」収録 あとがき:景山民夫
宇賀神邦彦、関東テレビ総務部総務課制作庶務係。人呼んで、トラブル・バスター。タレントや局の連中が撒きちらす面倒ごとを裏側から始末する、落ちこぼれのテレビ屋だ。彼の仕事はいつも、田所局長のお決まりのセリフで始まる。「宇賀神か?バカヤロー」

○「国境の南 トラブルバスター3」(徳間書店/1992年8月第1刷)
あとがき:景山民夫
○「九月の雨 トラブルバスター4」(徳間書店/1995年1月第1刷)
あとがき:景山民夫


○「トラブル・バスター」(マガジンハウス/BRUTUS BOOKS/1988年5月第1刷・1990年2月第5刷
9話収録 あとがき:景山民夫
軽快無比! スリルと笑いのハードボイルド活劇!!
関東テレビ総務課制作庶務係 宇賀神邦彦。タレントや局の連中が撒きちらす面倒ごとを裏側から始末する、落ちこぼれテレビ屋だ。人は彼をトラブル・バスターと呼ぶ。
宇賀神邦彦。」関東テレビ総務部総務課制作庶務係。人呼んで、トラブル・バスター。タレントや局の連中が撒きちらす面倒ごとを裏側から始末する、落ちこぼれのテレビ屋だ。彼の仕事はいつも、田所局長のお決まりのセリフで始まる。「宇賀神か?バカヤロー」
○「トラブル・バスター2」(マガジンハウス/BRUTUS BOOKS/1989年12月第1刷・1989年12月第2刷
8話収録 藤原カムイ著「Trouble Buster on Sunday morning」収録 あとがき:景山民夫
宇賀神邦彦、関東テレビ総務部総務課制作庶務係。人呼んで、トラブル・バスター。タレントや局の連中が撒きちらす面倒ごとを裏側から始末する、落ちこぼれのテレビ屋だ。彼の仕事はいつも、田所局長のお決まりのセリフで始まる。「宇賀神か?バカヤロー」


○「国境の南 トラブルバスター3」(徳間書店/1992年8月第1刷)
あとがき:景山民夫
○「九月の雨 トラブルバスター4」(徳間書店/1995年1月第1刷)
あとがき:景山民夫
「トラブル・バスター」は、景山民夫によるハードボイルド小説で、テレビ局の裏側で起こる様々な揉めごとを処理する係となった元テレビディレクターの奮闘を描いた小説です。
マガジンハウス刊の雑誌「BRUTUS」に1986年12月から1988年2月まで連載され、1989年2月から同年10月まで続編が連載されました。
こちらは表記が「トラブル・バスター」(中黒アリ)になっており、マガジンハウスらしく単行本もカッコ良くお洒落な装丁となっています。
挿絵は漫画家の藤原カムイ氏で、2巻では藤原氏による短編漫画「Trouble Buster on Sunday morning」も収録されています。
著者がテレビで売れっ子放送作家として活躍していた時代のエピソードを面白おかしくアレンジしているのかな、バカバカしいながらも妙にリアル感があって大好きでした。
どうやら主人公の宇賀神もその上司の田所局長もモデルがいるみたいです。
そのためでしょうか?主人公の外見や趣向品などの設定も詳しく書かれていて、北海道の人間としては作中登場する主人公の好物「ウェンディーズ」のハンバーガーに憧れました。

この頃ですね、著者の作品を一番読んでいたのは。
1990年には主婦と生活社の雑誌「コミックGiga(ギガ)」に高寺彰彦の作画で漫画化され、それも原作とはまたちょっと違うテイストで好きで読んでいました・・・単行本になっているのかな?

徳間書店に移って掲載紙が雑誌「グッズプレス(GoodsPress)」になってからは「トラブルバスター」(中黒ナシ)になっており、この頃より著者が宗教の方に行ってしまったのを機に興味が薄れ、その後は本作が単行本になるまで読んでいませんでした。
なので、「国境の南 トラブルバスター3」と「九月の雨 トラブルバスター4」は読んでいますが印象に薄い作品です。
1996年には「さすらいのトラブルバスター」の題名で映画化され、後にビデオ化された時にレンタルして鑑賞しましたが、主人公の外見もストーリーもまるっきり別物で、「トラブルバスター」だと思わなければ良くできたコメディ映画でした(田所局長を山城新伍氏が演じていて、それは似合っていた気がします)。

色々と憶測が飛んだ著者の早すぎる逝去ですが、もしご存命だったら歳を重ねて頑固ジジィになった宇賀神邦彦をまた読めたのでしょうか?
納骨の時に奥さんが言っていた田所局長の言葉
「バカヤロー! 寂しいじゃねーか!」
を思い出させます。
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マガジンハウス刊の雑誌「BRUTUS」に1986年12月から1988年2月まで連載され、1989年2月から同年10月まで続編が連載されました。
こちらは表記が「トラブル・バスター」(中黒アリ)になっており、マガジンハウスらしく単行本もカッコ良くお洒落な装丁となっています。
挿絵は漫画家の藤原カムイ氏で、2巻では藤原氏による短編漫画「Trouble Buster on Sunday morning」も収録されています。
著者がテレビで売れっ子放送作家として活躍していた時代のエピソードを面白おかしくアレンジしているのかな、バカバカしいながらも妙にリアル感があって大好きでした。
どうやら主人公の宇賀神もその上司の田所局長もモデルがいるみたいです。
そのためでしょうか?主人公の外見や趣向品などの設定も詳しく書かれていて、北海道の人間としては作中登場する主人公の好物「ウェンディーズ」のハンバーガーに憧れました。

この頃ですね、著者の作品を一番読んでいたのは。
1990年には主婦と生活社の雑誌「コミックGiga(ギガ)」に高寺彰彦の作画で漫画化され、それも原作とはまたちょっと違うテイストで好きで読んでいました・・・単行本になっているのかな?

徳間書店に移って掲載紙が雑誌「グッズプレス(GoodsPress)」になってからは「トラブルバスター」(中黒ナシ)になっており、この頃より著者が宗教の方に行ってしまったのを機に興味が薄れ、その後は本作が単行本になるまで読んでいませんでした。
なので、「国境の南 トラブルバスター3」と「九月の雨 トラブルバスター4」は読んでいますが印象に薄い作品です。
1996年には「さすらいのトラブルバスター」の題名で映画化され、後にビデオ化された時にレンタルして鑑賞しましたが、主人公の外見もストーリーもまるっきり別物で、「トラブルバスター」だと思わなければ良くできたコメディ映画でした(田所局長を山城新伍氏が演じていて、それは似合っていた気がします)。

色々と憶測が飛んだ著者の早すぎる逝去ですが、もしご存命だったら歳を重ねて頑固ジジィになった宇賀神邦彦をまた読めたのでしょうか?
納骨の時に奥さんが言っていた田所局長の言葉
「バカヤロー! 寂しいじゃねーか!」
を思い出させます。
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